対潜魚雷に跨りペンギン対艦ミサイルとサーベルを振りかざして雄叫びを上げるスワンプ・フォックス。スワンプフォックスは沼地に住む毛の赤い狐、狐には賢く狡猾なイメージが有り、独立戦争の英雄 フランシス・マリオン将軍の別名がSWAMP-FOX。有名なロンメル将軍は、DESART-FOXであった。アメリカの多くの部隊、軍以外の組織でもこの名前を使っているところが多い。HSL-44は、フランシス・マリオン将軍を因んで付けているようだ。
1980年前後では 艦隊のフリゲートに搭載される小型対潜ヘリコプターの部隊は、太平洋、大西洋の2つの方面を合わせても8飛行隊しかなかったが ヘリ搭載できる大型艦艇の増加により 2005年時点では12飛行隊まで拡大している。HSL-44は、1986年8月に創設された飛行隊であり 比較的新しい部隊である。本拠地はメーポート海軍航空基地。SH-60B LAMP-Mk-Vを配備している。(2006年5月 記)
テール・レターは、”HP”。胴体の左右前方には"SWAMP-FOX"のシルエットを入れている。