第1大隊
The Period of I.D.F
IDFに転換した第1大隊の新リーダー黄上校
清泉崗空軍基地(CCK)の3個飛行隊に I.D.Fの配備が完了したあと 2つ目の航空団にI.D.Fの配備が始まった。台南空軍基地の第443戦闘機聯隊第1大隊である。空軍組織で”大隊”と言う組織は欧米ではなじみがないが 簡単に言えば3個飛行隊を取りまとめる戦闘機部隊単位で 陸軍の中隊 大隊と同じ編成単位である。よって 航空団(FW)に相当するが戦闘機聯隊とされ 433聯隊は、基地指令を兼務し 防空部隊 補給 その他の基地機能を司る部隊を全て傘下にもつ 聯隊長は、通常准将クラスが勤める。そう言う意味では 大隊(Air Group)は、中途半端な組織単位といえる。第1大隊は、最も早くF-5Eを受領した部隊だったため古い機体を多く抱えていたが I.D.Fの2つ目の部隊として 逆に最新型のI.D.Fの受領をして 蘇った。
I.D.Fの配備に伴い 基地正門のお色直しも行われ 433聯隊旗を左右の柱とゲートに冠したきれいなものに変わっていた。
Wings
台南に配備されたI.D.F 単座98号機。I.D.Fは、正式名称では無く”Indigenous Defence Fighter”の略で 国産防空戦闘機を意味する。正式名称は、F-CK−1でA型が単座、B型が複座である。台南空軍基地は、元々日本海軍が建設した基地で 特攻の本拠地になったことでも有名であるが 基地は戦後大きく拡大改良され 現在では10000ft級滑走路2本を有す一大空軍基地でミサイル基地を併設している。
F-CK-1A
F-CK-1B
タキシングするI.D.Fの後方に盛り上がっている土手は、爆撃を受けた際 ライナップされた各機体の損傷を軽減するためのもので 今はほとんど使われないが、コンクリート製シェルターの数が不足していた時代は、この盛り土の間に一機一機の航空機が並んでいた。
1997年清泉崗空軍基地(CCK)の第425戦闘機聯隊第3大隊の編成完了後 3年の月日を経て 台南の第433戦闘機聯隊第1大隊の3個飛行隊は、I.D.Fの編成完了となった。各飛行隊は、20機編成で計60機の編成である。編成完了式のことを台湾では、”成軍典礼”というが、「空軍第1聯隊IDF戦機 成軍典礼」は、2000年7月4日陳水扁総統をはじめ 当時の国防部長 伍世文 参謀総長 湯曜明など軍の要人を迎え盛大に行われた。
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IDFの最新型には、機首にIFF(敵味方識別アンテナ)が付けられている。上の写真でよく分かるようにIDFの塗装は、濃淡の4色のグレーで色分けされており 最も明るい部分は、ほとんど白の近いライトグレーである。試作機の段階では、全体としてかなり暗いグレー基調で纏められていたが明るいグレーに変更されたのは 南海の空により溶け込む色合いと言うことだろう。前脚の扉内側に付けられたランディングライトの位置が面白い。
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1st AIR GROUP