1982年初めて横田に展示されたF-16A、多くの日本の航空機マニアが始めて目の前に見たファイティング・ファルコン。インテークにはまだ飛行中隊を示すインシグニアは無く、尾翼の黄色もしくわ青色のチップラインだけが判別方法だった。サイドワインダーミサイルは、隣に展示されたF-15CのP型より進歩したL型を付けている。
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我々日本の航空ファンにとって身近に存在するF-16航空団の一つで 三沢に配備された432ndTFW(後の35thFW)より4年近く早くアジアに配備された為 馴染みが深い。 本来 韓国クンサン空軍基地の第8航空団(8th FW)は、とっくに手を付けていなければいけないページであったが これまで手付かずで来てしまった。右の狼君のイラストなどは3年も前に作成したものだった。ここでもう一度1981年まで歴史をさかのぼってこのページを進めて行きましょう。(2007/2/18)
韓国の群山基地に最初にF-16Aが到着したのは、1981年9月14日。嘉手納経由での飛来だったので 日本の報道陣にも公開された。最初に到着した8機のシリアルは、「80-」で始まる当時は、生産されて間もない湯気の立つような新品である。ちなみに この8機のシリアルは、80-486、80-625、80-491、80-493、80-486、80-494、80-490、80-495 であった。

口元から血が滴っている・・・

現在第8戦闘航空団所属のF-16には、アニメチックな狼が書かれているが、1981年配備当初の頃は、F-4D時代から引き継いだよりリアルチックな狼が書かれていた。
 ウルフパック(群狼)は、チームを組んで狩をする狼の群れのことであるが 現代の航空戦そのものが 単機決戦ではなくチームプレーで行われる事から 群狼とは正に戦闘集団にふさわしい名称である。狼は、ヨーロッパの童話にも 人を襲う怖い動物のようにかかれ 昔から恐れられていたが 実は狼が食べる目的で人を襲った記録は極めて少ないそうである。逆に狼に育てられた子供の事例は、数件有り 基本的に犬の仲間である狼は、人間を食べる対象としては考えていなかったようだ。むしろ 人間が飼う牛や羊を狙うため 牧畜を営む人間からは忌み嫌われ 憎悪の対象になったというのが本当のところだろう。ジャッカルにしてもこの狼にしても 実に利口な動物で 狩の際の各チームの役割がきまっている。その獲物のポジションによって ボスが指示を出し 正面から追う者 脇に回りこむもの 狩場で待機する者が それぞれの役割を演じる。この思考は、人間が遊びで狩をする場合以上に綿密である。こうした賢いハンターは、一生懸命家畜を保護しようとする人間の裏もかくため ますます人間から嫌われ 退治という名の殺戮の対象となった。すっかり数を減らした狼は 現在では保護動物の指定を受け 各地で繁殖活動が行われている。
同じくクロスカントリーで横田に飛来した 第8戦術戦闘航空団 第35戦術戦闘機中隊(35th TFS)のF-16A、35th TFSのコマンダー機で 尾翼にはシリアルの末尾35を利用した形で”35tfsと書き込まれている。翼下の白いパッケージポッドがまぶしい。20o機関砲の砲口が硝煙で黒くすすけており 最近訓練で使用したことが分かる。
The Period of F-16A/B
クロスカントリーで横田に飛来した 第8戦術戦闘航空団 第80戦術戦闘機中隊(80th TFS)のF-16A、F-4D時代から引き継いだシンボルマーク牙をむいた黒い狼の頭が コックピットの後方に書き込まれている。