2014年4月10日 13:30 嘉手納を離陸する第62輸送航空団のC-17A。 03-3120
C-17 Globemaster
V
私は、幼少の頃東京のはずれ小平と言うところに住んでいた、この頃お袋に手を引かれて連れて行ってもらったのが立川の米軍基地祭(3軍記念日)である。飛行機を見るのと同じぐらい楽しみにしていたのが、その頃の立川駅前デパートの屋上遊園地で遊ぶ事だった。その時代の写真がまだ家にある。記憶としては、ポパイの鼻のような機首のコブと大きな口を開いてカーゴ室を見学させた大型の輸送機 この輸送機が「グローブマスター」と呼ばれていたのは、子供の頃からなんとなく知っていたので、大きな輸送機を見るとグローブマスターという単語を連想した。C-17に3代目のこのネーミングがされたということは、アメリカ人も同じイメージをこの単語に抱いていた証かもしれない。
 C-17が作られる前に C-130の後継機としてYC-14とYC-15と言う機体が競争して作られたが 両者ともに採用されず 同時マグダネル・ダグラスが試作したYC-15が このC-17のモデルになっている。YC-14の方は、C-17を作ったボーイングの作品であったが あまりに先進過ぎて結局手堅いYC-15をモデルにしたという皮肉である。C-17は、C-130の後継ではなくC-141の後継機種として多量生産されることになった。
2014年4月10日09:25 嘉手納に着陸した第60輸送航空団のC-17A、06-6155. 2006年度予算で生産された比較的新しい機体。
2013年10月2日嘉手納基地にて Take-Off
2006年度会計予算で造られたC-17A GlobemasterV”06-6163” 

2021年5月3日 嘉手納を離陸するC-17A 

2021年5月13日 嘉手納を離陸するC-17A

2011年8月 横田基地を離陸するためランウェイエンドで待機するC-17A。60th AMW 21st AS所属。機首には、機体のニックネーム”Spirit of Vacavilly"の文字。ウァカヴィルは、カルフォルニア州ソラノ郡に属する市で約92000人の人口を有する小さな町。マニュエル・ヴァカという人物が開拓して農地を広げてきたことから「ヴァカの村」という名前が付けられたそうである。
C-141やC-5でおなじみカルフォルニア州トラビス空軍基地の第60輸送航空団のC-17A。基地名は、1950年8月核兵器を輸送中B-29の事故で殉職したロバート・トラビス准将に因んで1951年4月につけられている。60th AMWには、C-17他C-5AとKC-10Aの3種類が使われているが 給油のKC-10Aが2個飛行隊。C-17とC-5が其々1飛行隊で 横田にも展開していたビーライナース 21st TASが21st ASとして名前を変えてC-17Aを運用している。アソシエートの349th AMWもC-141時代からのコンビである。
C-17Aの部隊でよく日本でも見かけるのが 尾翼にグリーンのラインを入れた部隊である。西海岸ワシントン州タコマのマッコード空軍基地第62輸送航空団(62nd AW), この航空団は、C-17の輸送中隊を4飛行隊も抱えるビッグ・ウィングで 1999年前後からC-17を受領している。予備役輸送航空団446th AWとのアソシエートである。マッコード空軍基地は、2010年から陸軍との共用基地となってジョイントベース ルイス・マッコード基地と改名されている。マッコードの名は、1937年に事故で殉職したウィリアム・マッコード陸軍中佐(陸軍航空隊所属)から来ているそうである。C-17が山のように居る空軍基地にしては、ランウェイは、3000メートル級1本だけと淋しい。
C-17が最初に配備されたのは、1993年7月 サウスカロライナ州のチャールストン空軍基地にある第437輸送航空団第17輸送飛行隊である。この17th ASも1950年代後半から60年代までは全世代のグローブマスターC-124を使っており その後C-141に更新しC-17に移行している。イラク戦争でC-17を使って活躍した飛行隊でもある。モットーは、”なんでも、どこでも いつでも”輸送機部隊としての精神をよく表した標語である。
1995年度会計予算で造られたC-17A GlobemasterV”01-0189” ロット13
Wings
2013年10月3日 嘉手納にて撮影 C-17(95-0107) spirit of North Charleston

↑ 上2枚の写真はいずれも2022年5月22日横田航空祭の当日にエプロンに駐機していた同隊のC-17A。

2017年7月6日 15:42 嘉手納を離陸し オーサンへ向かう第62輸送航空団のC-17A 00-0184。彼らは、U-2Sの機材一式を積んでいたらしい。 
2006年度会計予算で造られたC-17A GlobemasterV”06-6154” ロット15

左側の昇降口上部に”Spiit of Col.Loe M Jackson”と書かれ"Medal of Honorが書き込まれている。名誉勲章などを授与された朝鮮戦争とベトナム戦争の英雄ジャクソン空軍大佐に敬意を表したものである。

2001年度会計予算で造られたC-17A GlobemasterV”01-0187” ロット13
1998年度会計予算で造られたC-17A GlobemasterV”98-0052” ロット10
2001年度会計予算で造られたC-17A GlobemasterV”01-0189” ロット13
1989年度会計予算で造られたC-17A GlobemasterV”89-1190” ロット2
2002年度会計予算で造られたC-17A GlobemasterV”02-1100” ロット14
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↑ 2022年3月16日 夕方横田基地R/W18に着陸するC-17、昨年嘉手納で出会った機体と同じである。この機体 3月14日に横田を一度離陸し 再び戻ってきたもの。この機は、日本からウクライナへの物資の輸送を手伝うために横田基地に数度飛来している。

2022年5月22日 横田基地に駐機するC-17A。この日バイデン大統領が訪日し横田にエアフォースワンの飛来もあった事から 関連行事の機材関係を運んできたものと思われるC-17Aが5機もいた。

2008年度会計予算で造られたC-17A GlobemasterV”01-8195” 
2009年3月17日17:49 嘉手納基地にてTake-off
2007年度会計予算で造られたC-17A GlobemasterV”07-7180” 
Insignia of 62nd AW
こちらは、2013年10月3日嘉手納を離陸する60th AMWC-17A。機首には、トラビス空軍基地があるカルフォルニア州ソラノ郡から”Spirit of Solana"と言う文字が書かれている。ソラノの由来は、19世紀初頭この地域で有名だったインデアンの酋長ソラノから来ているらしい。
翌4月11日 08:54分 離陸して嘉手納を去った。