F-16A ADFの外見的特徴の一つが、機首の左手につけられたサーチライトである。右側にはないので 夜間 迎撃対象機に接近するときは、相手の右手に並んでサーチライトで 正体確認と威嚇を行ったものと思われる。部隊初期の機体では尾翼のANGのインシグニアがカラーであった。F-16A Block-15D 81-1699

F-16's Page
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Insignia of 162nd TFG
次にご紹介するのが、インディアンを尾翼に書き込んでマーキング的に一躍注目を浴びたオクラホマ州空軍のF16C/D部隊 138th FW 125thFS”Talsa Vipers"である。タルサという町は、オクラホマ州でオクラホマシティに次いで大きい都市だそうだが、タルサという名前からラテン系の響きを感じたが 実際はここに強制移住させられたインディアンの言葉で”古い町”を意味するらしい。20世紀のはじめにある医者が、土から黒い染みが出ていることを見て 石油が眠っていることを発見 それを契機に石油産業で大きくなった町である。多い時は石油会社が400社もあったというから ルート66沿いにあるこの町は相当な活況を呈したはずだ。また オクラホマで有名なのは一年を通して竜巻が発生することで この州では竜巻よけのシェルターがよく売れるらしい。アメリカの田舎町は何処でも人が親切でやさしいから きっとここも住みやすい町だと思う。(2007/5/20)
162nd FW
ノース・ダコタ州空軍 第119迎撃戦闘航空群 第178戦闘機中隊のF-4Dといえば、ライトグレーの機体に 尾翼の赤いバンド、そこに書かれた”Happy Hooligans”と各機のインテークに書かれたパーソナルマーキングが記憶に深い。この部隊その後、F-16A/B(ADF)防空戦闘機型に機種交換しており ラングレーで見かけたF-16A ADFには、F-4D時代の部隊名ハッピー・フーリガンスの赤帯が健在だった。ファーゴ市(Fargo City)のヘクター・フィールドANG基地(Hector Field)をベースにしている。1990年4月にF-16に交換されるまで13年間F-4を使っていたので グレーのF-4ファントムの部隊と言うイメージが強く このダークグレーのF-16Aを見た時はピンと来なかった。残念ながら 2007年以降はC-21の飛行隊に改編された。
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さて F-16A ADFのもう一つの特徴が尾翼付け根にある長いふくらみで この中にそれまでのF-16が運用できなかったAIM-7スパローミサイルの制御装置関係が収められていた。イラストでは パイロンにスパローをぶら下げてみたが 機体に対してやはりかなり大きいミサイルである。F-16A ADF 82-0919

138th FW

オクラホマ州ANG 138FW/125FSは、ANGF-16のなかで 最初にノースロップ・グラマン製のライニング・ターゲティングポッドを使用開始した部隊の一つ。(2002年頃)

この部隊は、バージニア州のラングレー空軍基地に定期アラートで配備されている。2001年9月の同時多発テロ以後 首都ワシントンの防空任務を受け持っており 無断でワシントン上空に侵入しようとすれば こいつがアラートで迎撃に来たはずである。フーリガンとはご存知イギリスのフットボールのファンで会場で暴れまわることから不良ファンの烙印を押された連中である。この部隊名が”幸せな不良ども”かは知らない。1947年に創設された部隊で 最初は、P-51ムスタング戦闘機を装備していたが F-102AやF-101B、F-4Dを使用して F-16A ADFに至るが 2007年C-21を使用機に換え迎撃部隊ではなくなった。(2007/3/6)
119th FW

上のF-16A 82-0951は、部隊がF-16Aを手放すとき 最後のラストフライトをおこなった F-16A Block-15L 82-0951で 機体には、スタッフのサインなどがいっぱい書き込まれていた。

162nd FWには、F-16の飛行時間だけで 3000時間を越えるパイロットが4名もいるのだ。米空軍には、F-16の飛行時間が5200時間のパイロットがいるが 25年間乗り続けないと達成できない記録である。
アリゾナ州のツーソン国際空港をベースにしている第162戦闘航空団(162nd FW)。右のインシグニアの文字の通り 以前は 第162戦術戦闘機グループ(162nd TFG)と言う名称であり 1985年までは、A-7D/KコルセアUを主力としていたが 1986年よりF-16Aを受領し ANGとAFRESの両方のパイロット養成を一括で担当している。傘下に3個飛行隊を持つ大きな航空団で A型〜D型まで全ての機種を保有している。162nd FWは、1969年にF-100スーパーセイバーで訓練任務を開始してから 一貫して訓練を担当する航空団である。

F-16A 81-0777 とても縁起の良いシリアルで ミネソタANGのF-16C改編に伴いから移動して来た機体だ。コックピット後方に書かれている人物は、セオドア・ルーズベルト大統領でノースダコタ出身ではないが 彼の軍歴で縁がある地だった。第一合衆国義勇軍騎兵隊 ラフ・ライダーを率いて活躍したことから 彼のカーボーイ姿とラフライダーカントリー・ノースダコタという文字が書かれている。F-16AにもAMRAAMが搭載できるようになってスパローを使う必要性がなくなってきたが しばらくは、併用していたようである。