2016年には、部隊創設70周年となり 再びグリーン色を基調とした特別塗装が施された。2016年版は、国旗をデザインに組み込んで尾翼全体を緑色でまとめたマーキング。これもまた美しい F-16C Block-30E 86-0336

F-16's Page

2016年は、この部隊にとっては創設70周年である。その特別マーキングは、下に別途ご紹介するが この機体は、司令官指定機として2016年に塗られたものらしい。F-16C Block-30D 56-0277

上の3つのマーキングは、いずれも2006年部隊創設60周年記念の頃に施されたもので F-16C 85-1403のほうは、Lets Roll、F-16C 84-1275と86-0363ほうは、60周年記念パッチの絵柄をそれぞれエンジンナセルに描いている。

アメリカの五大湖の一つミシガン湖に面するインディアナ州第2の都市フォートウェィン市(Fort Wayne)に本拠地を置く インディアナ州空軍第122航空隊のF-16である。インディアナ州空軍と言えば 27年前にF-4Dの時代にネリスで撮影したことがあるが 何せインディアナ州自体は田舎である為 わざわざ写真を撮りに行くこともない。昔 とある友人がインディアナ州に留学に行って 私に州空軍のF-4Eの写真を送ってくれたが その写真を見るとこの部隊は、柵の外から充分撮れるようだった。フォートウェインと言うくらいだから”砦”があったところだろうと思って調べて見たら やはり独立戦争当時ウェイン砦が築かれ イギリス軍や原住民との抗争で活用された重要地域だったみたいだ。1700年代の半ばまで 5大湖周辺の広い地域は皆フランス領だったらしく その後イギリスとの戦いで破れ イギリス領に吸収され 独立戦争でアメリカとなったのだから 歴史が少し変わっていれば カナダとなったかもしれない地域である。
 第122戦闘航空団 第163戦闘機中隊(122nd FW 163rd FS)は、太平洋戦後の1946年12月9日に 州都インデアナポリスで P-51ムスタンクを受領するところから 本格的な部隊として活動を開始 F-80 F84 F-100と機種を更新して 1979年11月にF-4Cファントムを受領 1991年7月に 西ドイツハーン空軍基地のF-16Cを4機受領しはじめ 1992年に本格的なF-16C/D部隊として編成を完了。このF-16は、プラット&ホイットニーの最新エンジン220Eを付けていた。しかし 部隊は、その後機体をA-10に更新した。

年代ごとに並べてみたが この部隊の記念塗装のバリエーションは非常に多く ここでご紹介する以外にも彩り豊かなマーキングが他にも存在する。またデザインの良さは、他の部隊の追随を許さない。どのマーキングにも共通するのは、独立民兵グリーンマウンテンボーイとグリーン色基調と言うところだ。

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122nd FW 163rd FS
86-0276と86-0353は、モンタナ州空軍で使われていた機体である。モンタナがF-15Cに機体交換した際に バーモントANGに移動したもの。
この後 飛来した機体は、3機と言われていたが。 ネット検索の結果 86-0328、86-0288、87-0297、87-0223、86-0309の5機が確認されており 全部で12機が飛来したことになる。

上の写真は、2015年時点の通常マーキングであるが、この部隊は、過去に描かれたスペシャルマーキングが非常に豊富な飛行隊でもある。以下に並べたマーキング事例は、創立記念や飛行隊長指定機の特別マーキングであったりするが、どれもデザインに優れたものである。

13:57分 最初に降りてきたのが 86-0363、次に86-0362の順である。(この2機は、ブロック30の受領時にイリノイ州空軍から持って来たもの。)そして86-0276、86-0353と続く。実は私、バーモントANGのF-16Cが来ると言う事前情報を全く持っておらず R/W23の着陸ポイントでF-16Cを目にした時は、「ウィスコンシンは、帰ったはずだし アラスカのアグレッサーでも来たかな」などと空を見上げて呟いていた。グリーンベルトの尾翼を見たとたん「バーモントだ!! 一体何時から来ているのだ??」。地元のマニア君「今 この瞬間が初飛来ですよ」 今日は火曜日 訓練は早くとも来週からだろうから ランディングを万一撮り損ねていたらチャンスは無かったのだ。その場合”さっきF-16降りたけど 訓練は来週から始まる・・でも私は、休みは今日までだから某国に戻りで1機も撮れないね、残念でした・・”と最悪のパターンで終わっただろう。無理して火曜日午後入りして良かった。
そうだ・・思い出してしまった。”バーモントANGと嘉手納” 1978年ここでバーモント州空軍のEB-57Bキャンベラを撮りそこなった苦い経験があったのだ。37年ぶりのリリベンジなのかもしれないな。上写真の86-0353は、F-16C ブロック30で1991年まで 朝鮮半島の第8航空団にいた機体である。
最初の4機に続き 15:30にGCAに誘導され次の2陣が到着、3時過ぎると光はバッチリである。87-0312、87-0294、86-0289と続いた。7機はほぼ同じ井出たちである、翼端にアムラーム、内側パイロンには、AAM-9Xか9L、パケージポッド、600ガロンの燃料タンク、機首下にLANTIRNポッドを付け フル装備状態、これでハワイあたりから飛んでくるのではお疲れ様です。
158th FW 134th FS
”タイロンデロガ”と言う地名は、最近のイージス巡洋艦やWWUの米正規空母などで使われた名前である。軍艦に使われる地名は、昔の古戦場だったりする場合が多いが タイロンデロガもまた然りである。ここは、砦が築かれ独立戦争以前から何度も戦のあった場所であるが 1775年にバーモントの民兵組織”グリーンマウンテンボーイズ”を率いたイーサン・アレンのアメリカ独立軍が 砦を急襲して奪いイギリス軍を破った事で彼らの名を高らしめた所なのである。バーモント州空軍は、バーモントの民兵組織グリーンマウンテンボーイをインシグニアとした部隊である。
 2015年6月 極東の嘉手納基地にF-16C 10機を派遣して訓練すると発表され 6月16日に第一陣が到着した。私は、丁度その日の午後に嘉手納に着いて 丁度ハワイ経由で嘉手納に到着した彼らのランディングのタイミングに遭遇することができた。運が良い日もあるものだ・・・たまには