F/A-22 Raptor
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2007年に嘉手納に展開した 1st FWのF-22が 2009年再び嘉手納に展開した。1月10日11日の両日で10機飛来したF-22Aに 多くのマニアが仕事をサボって・・もとい! 休みを取って嘉手納に遠征したようだ。そんな中 W先輩から その一部を送っていただいたので ご紹介する。W先輩は、大手航空会社をすでに定年退職され悠々自適の生活を送られているが 飛行機に対する情熱は薄れるどころか 益々意欲的である。昨年2008年12月に 那覇で1年ぶりにお会いし 一昨年までの長い顎鬚をそり落としておられたので またまた気がつくのが遅れた、まるで 毎年変装を繰り返しているような状態のW先輩 今回のF-22&F-16(AK)の飛来で すぐに嘉手納に飛んでいかれ またまた多くのショットをものにしておられます。ではでは F-22のショットを拝見させていただきます。
長距離のクロスカントリー以外 外部に燃料タンクなどを一切付けないF-22は、機体下面も凹凸がほとんどないノッペリした状態。上は、192nd FW 司令官指定機。(04-4082)
嘉手納名物  夕日が美しい冬場の05ランディング・・・こうして正面系のシルエットでは F-22は、魅力的な美しさを持っている。しかし 真横(側面)の醜さ 絵になりません。
先輩・・・例の場所からのショットですね!!うらやましいですぅ〜・・・
2009年1月に飛来したF-22は、1st FWの27th FSを中心とした部隊で Lance・R・Pilch中佐率いる03-4047(27th FW),03-4049、03-4050、、03-4051、03-4052,03-4055、03-4058、03-4061(1st OG)、04-4066、04-4071、04-4082(192th FW)、04-4083、の計12機となっている。
さてさて W先輩をはじめ多くのマニアに刺激を受け 不肖私めもF-22Aを撮影に嘉手納に赴くこととした。2008年12月に行ったばかりで 再び嘉手納とは、学生時代の自由期間以外はありえなかったが F-22をデモフライトでしか見たことの無い私は、実際のフライト訓練を見ておきたかった。2009年3月8日 嘉手納に向かうことになる。3月9日10日とフライトは無かったが 11日12日といろいろな角度で撮影を試みることができた。
F-22A take off on KADENA AB 12mar,2009
3月の沖縄は、天候が最も安定しない時期となる、2009年3月も前線の停滞と高気圧の張出しが錯綜し 1日ごとに天候が変化 気温が上がれば陽炎が漂い機体を覆う、F-22の離陸で驚いたのは、全くアフターバーナーを使わないこと ランウェイに乗った後 僚機を待たずして エンジンテストもせずに一気に滑走を始める姿であった。不恰好なF-22も正面系と離陸の後姿は、実に魅力的なフォルムである。
増装タンクを装着すればもっと絵になるのであるが 兵装パイロンも一切付けていないF-22の下面は、ノッペリした曲線で エンジン周りがやたらと太い・・兵装は、このぶっとい胴体に仕舞いこんである為 当然そうなるが エンジンの空気取り入れ口脇に4箇所あるミサイル収納庫から AMRAAMやAIM-9Mを打ち出すスピードは実に速い。映像を見ると扉を開放してミサイルを打ち出し 兵装扉を閉める間に早い場合 3秒もかかっていないように見える、正に「早撃ちマック」である。
推力変更のベクターノズル この河豚の口ばしみたいなノズルのお陰で F-22は、脅威的な起動力と運動性を持つ 直陸・離陸ではこのノズルの外見以外の特徴を見ることはできないが ドックファイトとなれば 相手の予想できない運動をすることが可能だ、しかし ステルス戦闘機は、ドックファイトになれば ステルスである意味がほとんど薄れてしまう。相手に気が付かれない内に遠方から ミサイルの照準を付けて打ち落とすのが ステルス機の利点であり そういう意味では運動性は、二義的意味しか成さないと私は思っている。まぁ 戦闘機である限り運動性に優れていることは良い事であるが・・
 中国で開発中と噂されるステルス戦闘機もこのベクターノズルを付ける予定であるが F-22の外形を少し変更しただけのような完成予想図で コピー天国の中国らしいモンキープレーンである。ほんとに完成するかは、まだまだわからないが アメリカとの技術の差は30年は有るだろう。
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機首アップの写真を撮ったのではなく 真横系の写真の拡大である、良く見るとインテーク横に 192nd FWのインシグニアが入っている。192nd FWは、F-16C/Dのページでも紹介したリッチモンドに拠点を置くバージニア州空軍の部隊である。以前はF-16Cを使っていたが 同じバージニア州のラングレーのACCとの共同運航部隊となりF-22に転換した。前輪の収納扉には、整備兵のネームと思われる名前が記入されている。
足周りは意外と単純なつくりに見える、空軍機の特徴である軽量な構造とも言える。空軍の国籍マークがこんなとこに書かれていたのですな・・・ここも胴体のうちと言えばそうです。F-22のレーダーは、イージス艦のレーダーと似たアクティブフェーズドアレー レーダーで 機首だけでなく機体のあちこちにアンテナとして埋め込まれているそうなので 菱形の黒い部分もレーダーまたはセンサーの一部かもしれない。体中に触覚を持って 外敵の捜索や自機に近づくミサイルを警戒するのだろう。正にいくつもの眼を持つ蜘蛛のような気味の悪い飛行機である。



次ページでは、嘉手納に展開したF-22の様子を 真横系の写真で紹介します。
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