Page-4
F-22  Rapter
ニューメキシコの田舎町の空軍基地 ホロマンにF-22が配備決定したのが2008年 それから2年も経たないで この部隊が日本で撮影できるとは思っていなかったが 2010年5月下旬に 沖縄の嘉手納に約4ヶ月の予定で 訓練のために12機のラプターが訪れた。
 昨年ラングレーの1st FWのF-22が来た際 嘉手納に行ったので 今回はどうしようか迷ったが ”HO”のテールレターに誘われて やはり8月の嘉手納に赴くこととした。
 ホロマン空軍基地所属の戦闘機と言えば 1980年に第49戦術戦闘航空団のF-15A/Bをネリスで撮影でき その後同航空団が 1991年にF-15からF-117に機首転換してしばらくは秘密のベールに包まれ F-117が一般の前に現れるようになった1990年後期頃から 航空祭などで若干撮影の機会を得ることがあった部隊である。F-22のブロック30とやらの最新版を受領しているらしく 嘉手納派遣は、私の住む某国でも注目されている。
まずは、嘉手納らしい雰囲気の写真から・・・F-22の編隊着陸かと期待させるようなアプローチ、そんな淡い期待を裏切って 右の機体は上空に再び舞い上がった。私の場合 編隊着陸どころか 編隊離陸も編隊でのオーバーヘッドでさえ この時まで見たことが無かった。
2010年8月25日 AM11:35 冬場と違い太陽の位置は真上に近いため 背景に白い雲などがあれば機体は、黒っぽくなる。真横の写真では、傾いた尾翼は光が充分行き渡らず レターが読みずらい写真となる。9月にホロマンに帰ると言う事で 全機増装タンクをつけての飛行訓練。これだけはラッキーであった。
click here
NEXT
報道によると 2010年5月26日午後4時46分頃に最初の4機が飛来 残りの8機も6月6日までに飛来したようで地元自治体には4ヶ月間の訓練と伝えられた。しかし 約3ヶ月の訓練期間を経て 8月30日に訓練を終了したという事で 早々に帰国してしまった。写真上の”HO-086”は、尾翼の一部が未塗装のままである、この下地のエアクラフト・グリーンは、飛行中よく目立ち 高空を旋回飛行の際もはっきり視認できた。エアクラフト・グリーンの場所は、ラダーを作動させる駆動機が内蔵されている部分。 
(05-4084)
(05-4105)
(05-4092)
(05-4101)
(05-4086)
ブロック30と思っていたが シリアルからしてブロック20のものである、しかも ほとんど一度ラングレーの1st FWやエルメンデンドルフの3rd WGに配属されたと思われる機体ばかりである。12機の内には、AK-093、AK-100と言った3rdWGのレターを入れているものが2機いたので ブロック20の49thFWへの移管が進んでいるのだろう。
この機体もラングレー空軍基地の94thFSに配備されていた機体をホロマンに持ってきたものだ。噂どおり 優先的にエルメンドルフの3rdWGに2006年以降発注のブロック30をあてがい ホロマンは古い機体を譲り受けるのかもしれない。HO-084は、機体の下部に何故だか赤い塗装の部分が存在する。また この機体だけシリアルナンバーのサイズが小さい。
44thFGなんて あまり聞いたことが無い部隊ナンバーと思ったら F-22の整備なども手がける部隊の様で 元はB-24などの爆撃機を擁したれっきとした航空団であったが ペーパースコードロンになっていたものを 今回復活させたようだ。
珍しく脚上げのシーンを捉えることができた。離陸を待つポイントでは、撮影地点ではとっくに脚を入れ込んでいるので こうした姿は見れないが 着陸寸前で脚をしまい込んで 再度のパスをしてくれた為 撮れたもの。
Insignia of 44th FG
(05-4104)
あまりにもワンパターンの写真ばかりなので ベクターノズルの様子がわかる送り気味の写真を一枚。上下の2次元変更しか出来ないが 画期的なエンジンノズルで 運動性の向上とエンジン排気ノズル部分のRCSの削減に貢献しているのであろう。このノズルのせいか ラプターのエンジン音は、甲高く鳴くような独特の音を発する。正式には、ベクタード・スラスト方式ノズル(可変推力偏向方式)と言うのだが 上下20°まで動くそうだ。これによって ほぼ垂直に近い80度の迎え角でも バランスを失うことなく機体を制御できるとのこと。
HOME