2022年3月 沖縄嘉手納基地に長期滞在していた2機のKC-135Rが、カンザス州空軍第190給油航空団所属の機体である。地元嘉手納18th
WGのKCが不足しているようで、現地での任務を肩代わりしてフライトしていた。
カンザス州空軍は、1978年までB-57G,RB-57B/E キャンベラなどマーチン製の爆撃機、戦略偵察機を運用していたが、1978年から空中給油部隊に転換してKC-135A、E型を運用、2006年からKC-135Rに更新している。
↑ ウィスコンシン州空軍は、F-16Cを擁する戦闘機部隊とKC-135Rを運用する給油機部隊の二つの航空隊を持っており F-16C/Dを運用する第115戦闘航空団は、嘉手納にも移動訓練2015年と2017年に来日しており馴染みも深い。写真の機体は、KC-135R 58-0009。最近の発表ではバーモント州空軍と共にF-35Aに機種更新される二つ目の州空軍戦闘機謡になるようで 2023年に更新を予定。
2022年3月9日嘉手納基地には、外来のKC-135Rが5機もいた。その内 今回まともに撮れなかったのが、このウィスコンシン州空軍 128th ARWの機体である。1980年ネリスのレッドフラッグで初めて撮れた州空軍の空中給油機がやはりウィスコンシンANGのKC-135Aだったから 懐かしさもあった。しかも 機首にノーズアートも入っており 魅力的なターゲットだったのだ。
↑ 117th ARSのニックネームが”Kansas Coyotes"であるから 後部のブームの翼にも”コヨーテ”と書かれている。2022年3月10日離陸したこの機体は、同じく朝離陸した4機のF-35Aに給油をしていたもので、北上して三沢沖で航空自衛隊のF-35Aとの共同訓練を給油面で支援。KC-135R 63-8004 Mar.2022