KC-135R
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↓ 下写真は、2014年にミンデンホールに行かれた渡辺明さんから送っていただいたKC-135R 3機の様子。各機にノーズアートが入っている。
ふと考えた・・一体いつ頃から空中給油という行為は始まったのだろう。朝鮮戦争の頃には無かったはずだから やはりベトナム戦争ぐらいからのはずだ。調べてみると、一番最初に空中で給油を試みたのは、1923年と言うから複葉機の時代にアメリカ陸軍が最初に行ったらしい。400リットルの給油を何回か繰り返し 満タンで6時間しか飛ばない機体で37時間連続飛行したと言うから、少なくとも5回はやっていることになる。どうも前を飛ぶ給油機からホースをたらし、それを後方の機体の後部座席の人が給油口に突っ込んで給油したらしいから、基本的には今と変わらない。それにしてもアメリカらしい発想である。もし ドイツ第三帝国がこれを本格的にできるようになっていたら、ドーバー海峡の戦いは流れが変わったかもしれないのだ。そのように考えると繰り返し燃料の補給を受けられるというのは,戦局にも大きな景況を及ぼす力がある。
イギリスのミンデンホール空軍基地にいる第100給油航空団(100th ARW)の所属だったKC-135Rで 尾翼のマークは、そのままである。私が写真を撮り始めたころ この部隊はビール空軍基地に本拠地を置いて 嘉手納に分遣隊を派遣していた。SR-71ブラックバードの専用燃料を給油する飛行隊だった。1977〜1979年で嘉手納で撮れた部隊で 懐かしい感じである。

100th ARW 

尾翼に「Grand Forks」のネームを入れたKC-135R,しかし 給油口は、97th ARWになっており 元々は、解散したノースダコタ州グランドフォークスの319th ARWの所属機であったのだろう。319th ARWは、解散後ベースオペレーション部隊(319th ARW)となったが、KC-135Rは2011年まで基地で運用していたようなので 2012年にこのマークが残っていても不思議ではない。いずれにせよすでに機体は、別の部隊に移管されていたはずである。
 この機体、2012年4月嘉手納から海兵隊のF-18向けに給油するためのドローグを取り付け 訓練に飛び立っていった。

ちなみに、319th ABWは、2019年1月にノースロップ・グラマン社のRQ-4 グローバルホークを受領して 無人偵察の航空団となり ”GF"のテールレターを付けた機体は、横田へも派遣されている。

部隊経歴を見ると、この飛行隊は、なんでも屋と言えるぐらいいろいろな任務を負ってきたようである。第2次大戦中の1943年にP-47サンダーボルト戦闘機の中隊として創設され 1962年にF-104戦闘機を手放すまでは戦闘機中隊であった。その後 C-97G輸送機を受領して1977年までは輸送部隊。1977年以降は給油部隊として KC-135A〜E〜Rと運用してきた。

↓ 下写真は、2013年4月4日嘉手納R/W23 Rightに着陸するKC-135R、昨年までのノーズアートは無くなっていた。
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↑ この時 嘉手納に海兵隊機は訓練に来ていなかったが どうも岩国基地から東南アジア方面に移動訓練に向かう飛行隊の給油をアシストするために、この機体とアルタスのKC各1機が ドローグを付けて飛行した。(2013/4/4 撮影)
アリゾナ州空軍(ANG)の161th ARW所属のKC-135R, 2007年からそれまで使っていたKC-135EからR型に更新、嘉手納にも時々訪れる飛行隊である。(71469)
Wings

319th ARW (〜2011)

161st ARW 197thARS 
↑ 2012年10月1日 17:37 
2012年4月3日 17:02 
2012年4月4日 15:57 
2012年4月5日 14:24 
2012年4月5日 17:29