これも短期間施されたマーキングのようで 果たして部隊全体で使われていたかどうかは、不明である。ノーズから背中にかけてラインを引くデザインは、VA-56でも採用されており A-7では、各種のデザインを見ることができた。

1972年当時のVA-25のマーキング、この時代は、拳ではなく CVW-2の”NE”が書かれていた。1972年は、VA-25にとって最後のベトナム戦参加となったが、ラインバッカーⅡの激しい戦闘を経験することになる。このマーキングで1970年と1972年の2回ベトナムでの戦闘を経験したが 1970年には、1機が撃墜されている。本機は、400番の”00”は、ナットのデザインに換えてある。

A-7は、機種に機関砲を搭載していたが、A/B型が、機種左右に夫々20㎜機関砲をつけていたのに比べ E型になってからは 高性能のM-6120㎜バルカン砲を機種の左に1門付けるようになった。したがって E型の場合 M-61の無い右手機種部分は のっぺりした感じに見える。
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1980年代に入ると 尾翼を一面に塗りつぶすようなマーキングが禁止された為 徐々に地味な塗装が増えてきたが VA-25も1979年には左のような塗装に変更を始めた。そして 1982年には完全な低視認性塗装(ロービリビジティ・マーキング)に変わっていくのである。
上のNE-411が、サイドワインダー用のパイロンSta.4-5を装着していないのに比べ 右のNE-413は、取り付けているのと 燃料タンクをSta.2と7に付けている為 重厚に見える。サイドワインダーは、自衛用で ベトナム戦争時代は、両翼のパイロンを爆弾で埋め Migの迎撃を受けた際は 胴体側面のミサイルで応戦できるよう 装備がなされていた。

朝のバカ早い時間7時過ぎに離陸して行ったVA-25の4機のA-7E.早朝は、R/W23のタキシングは、光線ぐあいが悪い。

NE-401
NE-405
NE-402
飛行機ファンなら”電光を握り締めた拳”このマークを何かの映画で見たような気がすると言う方は多いはずだ。そうトム・クルーズ主演の「トップ・ガン」でF-14の尾翼を飾っていたマークである。私は、映画よりこのマークを付けた実機を見るほうが早かったので トムキャットには付かないマーキングであることは知っていたが 映画の主役に使いたいほど 魅力のあるインシグニアであったのだろう。
  実際このマークがA-7Eを装備していたVA-25のマークであることをこの目で見る事が出来たのは1979年沖縄の嘉手納基地である。この夏飛来した多くのVA-25は鮮やかなグリーンで尾翼を塗りこめ 尾翼の中心に右のマーキングが施され 一際印象的だった。しかし 実は私自身もその時までこの部隊のことをあまり知らなかったのである。
 この部隊 A-1スカイレーダーを装備していた時代からマーキングでは有名だったのだが、下の図の初期のマーキングのようにただ”NE”のレターをあしらったA-7を白黒写真で見てもあまり印象に残らない。やはり拳と電光である!スカイレーダーと言うレシプロ機から.突然最新の攻撃機A-7Aに機種変更したVA-25は、A-1時代からベトナム戦でも活躍した部隊でA-1でのMigの撃墜記録もある。CVW-2”NE"での期間が長く 1970年にA-7Eを受領し確かUSSレンジャーが引退するまでこの空母に載っていた部隊の1つだ。現在はFA-18に機種変換し NASリムーアを相変わらずベースとして活躍している。
NE-413
NE-404
NE-410
嘉手納基地RW-23にアプローチするNE-412とNE-402。この直後 NE-402は突然エンジンを全快し上昇 空母に帰還してしまった為 2機が並んだランディングは撮れなかった。今確認するとこのコマの前後にA-7Eはなく この頃 こんなシャッターチャンスでも 1枚しかシャッターを切っていなかったのだ。当時の貧乏学生は、大事に大事にフィルムを使っていたのである。
1979年7月USSレンジャーから突然飛来したVA-25のA-7Eは、その後 8月末まで空母と嘉手納基地の間で頻繁な往来を繰り返した。8月には爆装をしての訓練も行われた。当時の嘉手納の海軍スペースは飛来した機体をGETできる絶好の撮影ポイントであった。尾翼にオールドイングリッシュで”XO”と書かれているのは本来”02”番機で副長機である。

1979年の6月に飛来したVA-25のNE-412、機首番号もバビューアルナンバーもない機体で 増装タンクの赤黒のチェックが気になる。

渡辺 明さんが、1975年に撮影されたVA-25のA-7E。リムーアにおいて撮影されたものであるが 機首の20ミリバルカン砲の砲口が煤けている事から 撮影日前に訓練で使用された模様。Bu,No,159284
Wings

1975年のVA-25のA-7Eは、最も派手なマーキングを施されていた。背中から尾翼に開けてグリーンベルトがな荒れている。白い縁は、イラストではよくわかないが ハート、スペード。ダイアなどのマークが並んで書かれていた。