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A-7E NF-407 Bu.No159990

A-7A NF-400 Bu.No152673

私が厚木に写真撮影に出かけるようになって 最初に見かけたのが このVA-93の300番 あまり艦載機のマーキングに知識がない頃 他の機体とあまりにも違いすぎる塗装に 別部隊の所属機かと勘違いしてしまった記憶がある。丁度アメリカ建国200周年の記念塗装をした機体だったのだが、シャッターチャンスは少なかった。1976年後半から1977年にマーキングを消すまで間 機体の調子が悪くあまりフライトをしなかった為 私は飛んでいる姿を一回も見たことがない。

Wings
A-7A VA-93 NF-300(1976)
VA-93

(1948〜1986)

アメリカ海軍のA-7部隊で唯一シャークティースをつけていた飛行隊だ。この飛行隊が厚木を本拠地としていたことは、今から考えると我々マニアにとって実にラッキーであったと思う。A-7の大きなジェットインテークには、このシャークティースはとてもよくマッチングする。ただVA-93の鮫の歯は上下に犬歯があるので 何か鮫らしからぬ口だが・・・・・・

部隊は1948年に創設されているから、CVW-5でペアを組んだVA-56より歴史は古く F8Fベアキャットが最初の装備機種であった。戦闘機部隊から途中で攻撃機部隊に任務が変更になり その後A-4スカイホークの各タイプを受領し 1968年10月にA-7Bに機種更新した。更新後に戦ったベトナム戦では、被害が多く3機のA-7Bを撃墜されている。
 CVW-5に配属され1973年から厚木をベースとして 我々の眼を楽しませてくれたが、その間に”ブルーブレザース”から”レーベンス”と部隊名を変え、1986年にVA-56と共に解隊された。FA-18Aに転換されていれば初のシャークティースのホーネットが見られただろうと思うとなんとも惜しい気がする。

A-7E NF-406 Bu.No.159999

1976年、白黒フィルムのすばらしさに取付かれた私は、友人や先輩との情報交換を通じ フィルムや現像方法を変えながら 徐々に腕を上げていった。1978年からフィルムはパナトミック-Xと言うコダック社の超微粒子フィルムを使用し 細部まで再現できるレベルを目指すとともに ピントをしっかり押さえることに専念した。上の写真は、Bu、No160001。記念すべき16万1番のA-7E。この160001の上に書かれている”A-7E”の文字がくっきり読めないとボケ写真として周辺からも失笑を買った。若いマニアは、作品を厳しく評価されながら 悔しい思いをして成長していくのである。であったから オートフォーカスが出た時、ピントまで機械にお任せと言う概念に対し 抵抗感が相当強かったと記憶している。

A-7E NF-405 Bu.No160001

A-7A NF-406 Bu.No152669

↑ 厚木は、当時も空母の出航、入港に合わせて空母艦載機のオンパレードとなる為 その日にあわせ会社を休む人 学校をサボる人で賑わった。これは、1977年の1月のUSSミッドウェイの入港時のものだが、次々に舞い降りる艦載機に テンションは最高の状態まで上がり この日だけは半日最高の気分を味わったものである。

A-7A NF-404 Bu.No153237

A-7A NF-402 Bu.No153208

A-7E
目を書き込むとかえって迫力に欠けてしまう・・・

1971年のVA-93のA-7Bは、ジェットインテイクの赤い注意のラインの中に歯を書いており 後のマーキングとは印象が異なる。イラストには、Mk-82爆弾を描いてみたが、この爆弾を満載するとSta,1・2・6・8に6発ずつ計24発もぶら下げることができた。この状態で60度のダイブをこなせるから大したものである。

A-7A
下写真は夕暮れ迫る厚木基地をフライトの為 タキシングするNF-300、夕日で機体が黄色くなってしまったが、冬の透き通った空気の中,シグマの安物400mmレンズでもそこそこ陽炎も無く撮れた。
Photo by H.Funyu