湾岸戦争から6年を経過して漸く現れたショーバード。オリジナルの青黄ラインが復活し1979年版のマーキングを再現している。Bu.No.163525
2010年のショーバード・・これだけ派手なマーキングなのに航空ショーでの写真がほとんど見当たらない。尾翼に大きく書かれた装騎兵は骸骨顔で目が赤く光っている。胴体上部はスコードロンカラ―の青で塗られ、燃料タンクにもインシグニアがカラーで入れてある等、凄いマーキングであったが、あまり話題にならんかった。Bu.No.163525
VAQ-131は2014年までEA-6Bプラウラーを使っていたが、最後のフィナーレで塗装されたのが、VAH時代のインシグニアのデザイン。再び爆撃部隊に懐古したかったのか、その意図は不明であるが、マーキングは非常にきれいでセンスも良い。Bu.No.163396
EA-6B2番目の実戦部隊として最初に載ったのが原子力空母エンタープライズで、CVW-14は1971年からこの空母で活動していた為"NK"のテールレターと新鋭空母名が入っている。尾翼のマークはシンプルながら美しい。1976年厚木初飛来時もマーキングはこのスタイルだった。Bu.No.158039
機首から尾翼にかけて青黄の2色のラインが走る華麗なマーキングで、ロービジの波が来るまではこの塗装であった。このラインは後々この飛行隊のショーバードに継承されていく。ヒル空軍基地で見かけた彼らもこのマーキングであった。Bu.No158649
1999年6月に一般公開されたUSSコンステレーションの甲板上に並ぶVAQ-131のEA-6B。この年の6月18日にサンディエゴを出港した”コニー”は、当時緊張が高まっていた朝鮮半島での警戒任務を実施し、韓国や日本、シンガポール、マレーシア各国に寄港した。艦上でのEA-6Bは、午前中光線状態が悪く逆光気味。500番以外の機体は、どの時代も変化しない装騎兵の兜と電光マークのシンプルスタイル。
2011年にVAQ-131はオリジナルのマーキングを再び再現した。背中のラインが遠慮がちに途中までで切れている。インテークの赤色と尾翼ラダーのブルーが冴えたマーキングであった。この飛行隊 2004年から2012年まで8年間USSリンカーンと共にした。Bu.No.163035
1998年に登場した新しいマーキングで、ラダーの絵柄が少し違っている。↓下の写真にあるように1999年USSコンステレーションが横須賀港に寄港した際もこのマーキングであったが、残念ながら背中のラインが消えていた。Bu.No.162935