VF-14
Tail-Marking of AJ-200
F-14A (AJ-210) in Hangar

1974年それまで使っていたF-4BファントムからF-14Aを受領して NASオシアナに配備された頃のVF-14のマーキングで 真っ白尾翼に真っ赤なシェブロンとシルクハットと言う何とも派手なマーキングで登場 エプロンではひときわ目立つ存在だったはずだ。

Wings
アメリカ海軍の航空隊としては、最も古い歴史をもつ飛行隊でF-14に機種転換したのは1974年である。以来大西洋方面に展開したままで F-14飛行隊としては日本に飛来したことがなかったが 部隊がFA-18に更新され始めた2001年の12月に 余剰になった機体がVF-154の機体交換の為厚木に飛来しマニアを沸かせた。。F-14AのままB/D型には、更新されず 2001年末に新しいF-18E/Fに機種交換され 太平洋方面に移動した。F-14Aを使用した初期の頃の塗装は、白地に赤のシェブロンとシルクハツトを描いた極めて 派手なマーキングであったが、ロービジ化以降は、小さなシルクハツトのみ尾翼に書かれることが多く 味気ない印象が強い。F-18Eに転換される前は、下の写真のように部隊インジクニアそのものを尾翼に入れ、なかなかセンスの良いマーキングとなり ロービジながら私が大変好きなマーキングであった。1999年に部隊創設80周年のスペシャル塗装で F-14受領時を再現したが残念ながら私は、撮影するチャンスに恵まれなかった。
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VF-14は、2001年12月に F-14からの最初の機種変換部隊として FA-18Eを受領し CVW-11”NH”に配属され 本拠地をNASリムーアに移した。これと同時に部隊名を”VFA-14”に変更している。シスタースコードロンのVF-41は、同時に複座のFA-18Fを受領し ”VFA-41”としてVFA-14と同じCVW-11の傘下に入った。2003年には、早速イラク・フリーダム作戦に参戦。
VF-14は、1919年7月アメリカ西海岸のサンディエゴで創設された。海軍最初の航空隊と言うことで VF-1と命名された時期もあったが、様々な改編を経て1949年現在のVF-14となっている。トップハットのマークは、1927年に制定された伝統あるもので 確かカーチスホークなど初期の戦闘機にも書き込まれていたはずだ。

F-14Aへの転換は、大西洋方面の実戦VFとしては、最初で1974年である。東海岸の部隊である為 太平洋方面に出てくる機会はなく 航空雑誌でしかお目にかかれない飛行隊だった。私が米海軍機写真に興味を持ち出した後は、まず海軍航空隊の部隊編成を一生懸命頭に入れ テールレターでどの部隊かある程度分かるようになった。VF-14はVF-32と長らくコンビを組んでCVW-1”AB”のレターをつけている印象が強く、当時搭載されていた空母はジョン・F・ケネディーだったと言うことは 今でも記憶している。最近は、守備範囲も広くなり 海軍部隊の改編のスピードにも頭が対応できず どのVFが どのCVWに所属し どの空母に乗っているなど さっぱり判らなくなっている。私が最初に彼らを見たのは、1998年のオシアナOHであり その時彼らのテールレターは”AJ”で 空母ジョン・F・ケネディーだったが、2000年に再び彼らに出会ったときは、同じ”AJ"をつけてはいたものの空母はエンタープライズに変わっていた。
AJ-214 take-off/ Oct.1998
AJ-204 take-off/ Oct.1998
1919年7月に創設されたVF-14は、1999年7月に部隊創設80周年を向かえ AJ-200(162698)のF-14AにF-14に転換した当時の華やかなマーキングを施した。時期によって3種類の塗装が確認されているが 上の図は、そのうち最も派手なものを2種類再現してみた。左写真のプレートは、80周年の記念プレートでNASオシアナの彼らのオフィス前にかけられていた。
F-14A ”AJ-216”は、カメラの直前を左手に折れてタキシングしていく この角度であるとマーキングは見えにくいが 機首の光学センサー類ははっきり見えている。トムキャットの特徴の一つでもある機首レドーム下のテレビカメラセット(AN/AXX-1)、F-5クラスの小型機でも18Km先から探知できる機能を持つ。1998年オシアナ
フォーメーションフライトを終え 観客の前をタキシングするVF-14のF-14A ”AJ-216” 後方の列線は、カナダのスノーバーズである。Oct,1998
トップハッターってなあに? 俗に言う”シルクハット”のことです。昔はビバーの毛皮が使われたそうであるが 乱獲でシルクに変わりシルクハットとして名前が定着したようだ。アメリカでは、リンカーン大統領時代にモーニングとこの帽子の組み合わせが流行して 紳士の証というイメージが定着した。前述の通り 海軍で最も古いこの飛行隊、1926年には、当時アメリカで最初の空母となったラングレーに搭載されて航海にでている。
VF-11 transitioned to the Navy’s newest fighter, the Grumman F-14A Tomcat in January 1974.
In June 1975 the VF-11 "TOPHATTERS" became the first Atlantic squadron to deploy with the F-14A
Insignia of VFA-11

1989年 VF-14部隊創設70周年の記念塗装 すっかりロービジになった80年代に オリジナルに近いマーキングを復活させた。

Tail-Marking of AJ-210