VFA-102
VFA-102の創設50周年にあたる2005年、厚木基地ではこの年の4月15日にセレモニーが行われたようだが、50周年を記念した派手なマーキングがNF-102番にも施された。海外で仕事をしている私は、このマーキングを一度も目にすることなく終わったが、友人のフニュ君が残してくれた数枚の写真をUPしよう。VF-102時代から 部隊番号と同じ102番機には、100番機と同じカラーマーキングがされてきたが、102番機は100番機より派手な塗装にする伝統があるようだ。写真は2006年の厚木桜祭りの際のもので、2005年当時のVFA-102の司令"CO"であったダグラス・マゴーウェン中佐が移動して、副指令”XO”であったスコット・フィッシャー中佐がCOに昇格していた。しかし機首の副司令官表記はまだ変更されておらず ”XO FISHER”のままとなっていた。
日本に配備される前に2002年アメリカ東海岸の海軍航空基地NASオシアナに展示されたVFA-102のFA-18F(Modex106)。 F-14からFA-18E/Fに転換した3つ目の飛行隊であるが、機体交換の手順は、まずパイロットがNASリムーアでFA-18E/Fの転換訓練を受ける事から始まる。その間、新たな飛行隊として機体を定数まで揃える間に、新品のFA-18Fだけでなく別の飛行隊とも機体のやり繰りがあるだろうから、この機体がそのまま厚木に配備されるものではない。展示された機体は、尾翼のガラガラ蛇以外は所属CVWを示すテールレターなども無く、あっさりしている。
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2003年11月13日VFA-102のFA-18Fスーパーホーネットの第一陣が厚木に飛来した。VF-154”ブラックナイツ”がまだ厚木基地の主として盛んに飛行訓練していた2002年頃から、「将来VFA-102ダイヤモンド・バックスが、VF-154に代わって厚木配備されるのではないか・・・」との噂が流れていた。この部隊、それまで大西洋方面に長い間配備されていた為、当初は現実味が薄い情報に思えたが、それは現実となった。

 しかし実際にVFA-102が厚木に配備されると、新たなターゲットを与えられた気持となり嬉しさは2倍だ。しかも2名ほどWSOとして女性クルーもいると聞き、次回のOHで出会える事が出来ればと期待までした。FA-18雀蜂族は海軍・海兵隊の部隊を殆ど制覇して、一時のF-4幽霊族並の勢力になって来た。F-14は2005年末で退役してしまい、この機体が今後少なくとも20年間は使い続けられるであろうから、しっかり記録を取っておきたい。(2004年.1月記)
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2003年11月に第1陣で飛来した4機の内の1機。NF-113(165893)。”NF”のテールレターは、バンブーレターと呼ばれる特殊文字で記入。CVW-5所属の飛行隊では時々使われるが、東洋的なイメージが醸し出される。
こうして見るとFA-18Cに比べ、馬鹿でかいインテークと鼻っ面についた大きなBOX・・(これは、IFFアンテナの収納ボックスである。機体と比べ少し黒っぽい色に変更されている)で印象が随分と変わった。FA-18E/Fがスーパーホーネットではなく”サイ”(ライノ)と言う愛称で呼ばれるのも、IFFアンテナボックスが角のように突き出ているからである。何故、箱形のケースに入れたか不明だが、空気抵抗を考えるとF-16のように板状のものの方が良いように思える。
Wings
2004年三沢のOHで出会ったバックスライダーの面々。乗りがいいです!
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CO (2006)