1999年頃のマーキングはワイルドキャットの顔がグレー色、大きく開けた口の部分が黒で表現されていた。胴体下の増装タンクには当時からほぼ全機部隊名を入れていた。
(AG-402)
(AG-405)
(AG-403)
(AG-410)
FA-18A/Bが本格的に導入された際、幾つかの新設の戦闘攻撃部隊が生まれたが、その1つがVFA−131である。VFA-131ワイルドキャッツは1983年10月に創設された新しい部隊で、カルフォルニア州リムーア海軍基地で生まれている。1985年にアメリカ東海岸のセシルフィールド海軍航空基地に移動 その後は大西洋方面の活動がメインとなった。最初は、引退間近のUSSコーラルシーに搭載され第6艦隊の一員として 新たに追加された空母航空団CVW-13の傘下で"AK”のレターを付けていた活動していたが、最初の実戦参加はリビア攻撃のエルドラド作戦で、姉妹航空隊VFA-132プライバティアーズと共に戦った。この時のFA-18の役割は、SAM陣地の制圧であり、これがAGM-88Aハームの実戦での初使用となった。CVW-13の解散に伴いVFA-132は解隊されたが、VFA-131はCVW-17からCVW-7に移動、今も健在である。
下は、VFA-131のCAG機マーキングでよく雑誌でもお目にかかるもの。余りセンスが良いとは思えなかったが、色の無いFA-18の中にあっては極めて目立つ存在であるのは事実だ。この部隊も2003年に創設20周年を迎えた。つい最近できた部隊の様な気がしていたが、創設から20年数年もたっていたのだ・・・400番は、2003年にはBu.No.165217のFA-18Cに機体を変え尾翼全体を真っ赤に塗りこんだCAGマーキングで20周年を祝っている。
2003年従来ダークグレーであった山猫は黒に変更された。その為かなり遠くからでも部隊を判別できるようになった。
各機体の機種には”STILL FLYING”と”STRONG”の文字とマーキングが描かれていた。
(AG-412)
2003年 AG-300 Marking
2004年 AG-300 Marking
「君もブラックテールか?悪くは無いが、どの部隊もCAGはブラックばかりでは 芸がが無さすぎるぞ!」なんてぼやきが出てしまう。でも、このマーキングは結構いけてますな。胴体のストライプがとっても素敵である。2005年9月オシアナのOHでデモフライトしたFA-18C、尾部NAVYのロゴには、赤いシャドーも入っている。