地味な塗装ながら、CAG機はそれなりのマーキングを施している。上の2枚と下の2枚では撮影年月日が異なるが、微妙にマーキングも異なっていることがお分かりだろうか。
具体的には尾翼のホークの羽の色彩が異なっており、尾翼チップに「300」と入っていたものが「CVW-7」と内側には「CV-67」に書き換えられていた。
(AB-310)
(AB-307)
↑ 1998年 オシアナのエプロンに並ぶVFA-136のFA-18C。手前からModex-311/307/303/301の順で、これから離陸の為の滑走を始める所。
(AG-311& 302)
(AG-303)
(AG-304)
(AB-311)
FA-18A/Bが次々に部隊編成されていく過程で、VFA-131、132などと共に新たに創設された飛行隊の1つである。ただ、インシグニアといえテールのマーキングと言え、何とも地味なため一向に記憶に残らない部隊であった。VFA-136”夜鷹”飛行隊(鷹は夜空を飛ばないと思うが・・・)は、1985年4月にアメリカ西海岸のリムーア海軍航空基地で創設され すぐに東海岸のセシルフィールドに移動した為、日本の航空ファンには余り縁のない飛行隊である。最初の配属は新設された空母航空団CVW-13で、VFA-131などと同じ”AK”のテールレターを書き込み、空飛ぶ鷹のデザイン化し尾翼に大きく書き込んでいた。その後、マーキングを変更しインシグニアのデザインをロービジ仕様で尾翼に書き入れるようになったため、部隊の印象は益々薄いものになってしまった。(2004/5 記)
2005年オシアナで撮影されたVFA-136”ナイトホーク”AB-311。
この飛行隊の展示飛行は比較的多く、これまで3度ほどショーの機動飛行展示に参加しているが、今までの”AG”レターから”AB”レターに変わった点が注目だ。マーキングは相変わらずショボイ・・・
(AG-310)
(AG-311)
(AG-310)
右写真でAB-307は、増装タンクに部隊名のほかにマーキングを入れている。鷹のデザインも良く見ると 微妙にデザインを変えているのが分かる。