1942年4月に創設された飛行隊と言うから 私のホームページでご紹介できるVA部隊の中では歴史が長い部隊の一つである。最初は雷撃隊として”VT-4 Sweeps The Seas"と言うニックネームを持ち、ミッドウェイ海戦で日本海軍戦闘機部隊にメタメタに叩き落されたTBD-1デバスティータ雷撃機を配備していた。その後 部隊シンボルがライオンとなって”Attack Lionと言うの"がニックネームとされたようだ。今は、爆弾の上に乗ったライオンをパッチとしているが、以前の部隊マークではバイザーをつけたライオンが、雷撃部隊を表す魚雷に乗っていたのだ。終戦までの間 CV-9エセックスに載ってフィリッピン海など南方の海域で戦っている。”VALion”の名前は 海軍攻撃飛行隊(VA)ライオン部隊と言う意味から来ているのだろう。
 この部隊 1965年にA-4スカイホークを受領しベトナム戦を戦っているが、一度解散し 1968年に当時新鋭のA-7Bを受領して再び復活している。翌年からVA-15と言う正式部隊名が与えられた。A-7Eの頃は、尾翼をホワイトに塗りこめ青いライオンを描いた軍用機とは思えない美しい出で立ちであった。日本にもMAG-12に配属となった年に岩国に来ているので 撮影した方も多いことだろう。1986年の10月にFA-18ホーネットを受領してVFA-15に改称されている。このページでは、まず VA-15時代のA-7B/EコルセアUのマーキングからご紹介する。
Wings
ヨーロッパのエアショーに展示されたVFA-15のCAG機、下の写真の最新のマーキングに比較して 皆さんはどっちがお好みかな?私ですか・・ もちろん私は、A-7Eのマーキングを踏襲した左写真のマーキングの方が好きである。
胴体下の増装タンクには、”VARION PRIDE”の文字。
VFA-15は、1992年にFA-18AからFA-18Cに機種転換をした。搭載された空母は 1993年から現在まで 一貫してCV-71”USS セオドア・ルーズベルトであり 尾翼のエッジを飾る黒のラインはA-7時代からのデザインの踏襲である。機首のモデックス300の左斜め下に書かれたマークは、これである。↓
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1977年頃まで施されていた真っ白な尾翼にライオンを描いたVA-15の代表的なマーキングを再現した。A-7E Bu.No.159542は、CAG機塗装となった機体で 尾翼ラダーの星は、5色に塗り分けされていた。イラストでは、A-7でもよく使われたウォールアイ滑空爆弾の訓練弾をつけてみた。推進力を持たない爆弾であるが、パイロットがスコープに映し出された映像を見ながら誘導できる。345cmほどの長さで尾部に発電用のプロペラを持ち 落下の際の油圧制御や電力供給をする。
A-7E時代の最も美しかった時期のもの マリンブルーになり ライオンも描かれるようになり イェローの縁取りが用いられている。CAG機は、ラダーの星が色違いになっていた。
VFA-15

1979年からUSSアメリカからインディペンデンスの搭載に変更されたが CVW-6所属のままで”AE”のテールレターをずっと使っていた。但し従来の真っ白な尾翼のマーキングは、海軍上層y部の低視認性の要求に押されて無くなって行った。イラストに描いたMk-20 クラスター爆弾は、対戦車用小型爆弾を247発収容できるもので 投下後時限信管により殻が2つに分離して 子爆弾を一定地域にばら撒く仕掛けであった。

1969年から配備されたA-7B時代のマーキング。ライトブルーを基調としたマーキングで 時期は1973年ごろのもの。ライオンの絵柄はなかった。但し 時期によって胴体国籍マーク上に”VALion”の文字が入っていた。空母ミッドウェイクラスの同型艦でCVA-42 フランクリンDルーズベルトに搭載されて遠征航海に出ることが多く 1975年のルーズベルト引退までこの艦に載っていたが 大西洋方面に配備されていた時期が長い為 ベトナム戦での記録はない。