VMFA(AW)-224
Wings
インドの東沿岸にその昔”黄金のベンガル”と言われた大デルタ地帯がある。ここには世界有数のマングローブ林と湿地帯が広がっており 多くの野生動物の宝庫でもある。ベンガル・タイガーとは、このベンガル湾周辺からバングラディッシュ一帯に住む獰猛な虎の一種で 現在では絶滅も危惧されている。VMAW-224はこの虎をニックネームにしている部隊で ベトナム戦でも長く活躍している。当時 空母から発艦できる海兵隊唯一の飛行隊であったらしく 空母コーラルシーから出撃し 当時の北ベトナムの主要港ハイフォンに機雷敷設などの任務をこなした。後に海兵隊の飛行隊の多くは海軍の空母での運用が可能になったが 当時は珍しかったのだ。(一時は、空母運用の為 唯一KA-6D(給油型A-6)を所有していた)この飛行隊は、ローテーションでよく岩国に来たので非常に馴染みが深い飛行隊である。1990年にFA-18Dに機種更新したが A-6Eで岩国で最後に駐留した部隊がVMFA(AW)-224であった。
1975年から1976年まで 岩国にローティーションで駐留していた時期のマーキングで 尾翼はマリンブルー。このマーキングは一度も撮れずに終わってしまった。
1978年5月に再び岩国を訪れたVMAW-224は、塗装を一新しており ホワイトベースに赤文字であった。ラダーにはレンガの壁を破壊して躍り出るベンガルタイガーのマーキングが入っている。
”ベンガルス”は、1942年5月1日 ハワイのバーバース・ポイントで編成された飛行隊で 当時の部隊ナンバーは、”VFM-224”つまり海兵隊の戦闘機中隊であった。最初に配備された機体は、逆ガル翼で有名なボート社のF4Uコルセアだった。1942年9月からガダルカナル島のヘンダーソン飛行場をベースに 日本軍と戦闘を展開 約60機の撃墜を記録している。1942年11月に本拠地を海兵隊エル・トロ基地に移し 再び練成訓練をつんで マーシャル諸島の攻略戦 沖縄戦に投入された。太平洋戦後 F9F-5パンサーの配備を受けていた時代であるが 朝鮮戦争勃発にともなって1953年に海軍厚木基地に展開 日本上空のエア・カバーを展開したことのあるようだ。1957年からA-4Aスカイホークを受領し 1965年の10月には 当時の南ベトナム チュ・ライ基地に展開 戦闘に参加した。1966年にA-6Aイントルーダー攻撃機の配備を受け 上述の通り 海兵隊として初めて空母に搭載されて北ベトナム攻撃に参加した。
In 1966 VMA- 224 was relocated to Marine Corps Air Station Cherry Point, North Carolina. The squadron received A-6A Intruder and thier was redesignated Marine All Weather Attack Squadron 224 "Bengals" and assigned to the 2d Marine Aircraft Wing.
FA-18D
A-6E
”Bloken Wall Bengal Tiger” in A-6E tail flap"
FA-18Dになってからまともに撮った事の無かったVMFA(W)-224を漸く撮影できた。2007年の横田基地OPENは、無理をして帰国した甲斐があったというものである。残念ながら色の付いた機体ではなかったが 私にとっては貴重なマリーン機である。エンジンカバーは、ベンガルタイガー色(?)で 色が無くても雰囲気は充分出ていましたよ。しかも燃料タンクの虎模様である。(2007/9/9)
(2007)
FA−18D WK-00(154656)は、センタータンクに”FIGHTING BENGALS"の文字 機首は写真撮影用の機材を組み込んだATARSタイプであった。
VMFA(AW)のFA-18Dの中で特に撮影したかったのが WK-01!ブラックテイルのベンガル君である、2009年は、こんなチャンスに恵まれるかもと期待して嘉手納に3月に遠征するも タイに演習で出ていてマリーンのFA-18Dは、お姿さえなかった。なのになのに 厚木には、4機が大挙して来たというからうらやましい・・・2009年2月14日 12:20 4機のFA-18Dは、厚木に飛来し 14:10再びテイクオフ 降りと上がりがどちらも美味しくいただけた厚木基地であった。
WK-12 (164866) 2009/2/14
WK-10 (164729) 2009/2/14
WK-04 (164711) 2009/2/14
WK-01 (164699) 2009/2/14
VMFA(AW)-224の司令官指定機初期のマーキング テールレターは、当時MCASビューフォートより 海外遠征する場合に統一的に使用された”BM"である。
2004年10月頃 チェリーポイントのOHで展示されたVMFA(AW)-224の司令官指定機 WK-01。当時はベンガルタイガーもテールレターもミディアム・グレーで統一されていた。
2009年に岩国に展開した時のVMFA(AW)-224 WK-01のマーキング、2004年のマーキングと比較し カラーリングが豊かになっている。またラダーの色は、黒ベースに赤の縞模様に変わっていることが判る。
1997年5月に確認されたVMFA(AW)-224の司令官指定機 上と同じ機首MODEXは、224を使用、パイロンの2本のタンクには”The Fighting Bengals"の文字とベンガルタイガーが書き込まれていた。
2009年7月5日12;30頃 横田に飛来したVMFA(AW)-224の3機のFA-18D”00””01””04”の内 2機の写真をUPしましょう。WK-00は、久々に2009年4月ごろ施されたタイガーストライプで 2005年にもBu、No.164884にかかれたことがある。右も”WK-00”の尾翼部分で フニュフニュ君が岩国公開で撮影したもの。2005年の時とパターンは若干異なるようだ。
 航空雑誌によれば このスピードブレーキにかかれたシルエットは、マリリンモンローだそうで 1942年の部隊創設時のロバート・ギャラー少佐の遺品にモンローの肖像があった事から 敬意を表して書かれたそうである。
WK-04、WK-10は、後部席パイロットが、統合ヘルメットJHMCSを身に着けている。
全席パイロットのヘルメットは、タイガーストライプ!
機首は、偵察用の撮影機材を埋め込んだATARSというモジュールで これをつけた場合機首の20mmバルカン砲は撤去される、部隊に4機配備されるので 通常型は、8機ということだ。
2010年8月5日 昨年に引き続き岩国に配備されたVMFA(AW)-224、横田での公開は、2007年以来3年ぶりである。前回と同じModex05と11が展示された。WK-05(164965)と機首にATARSを付けたWK-11(164656)の2機である、これらの部隊は来日後 嘉手納への演習に行くことが多いが 2010年中は、嘉手納へはほとんど出かけていない。
WK-05 (164965) 2010/8/21
(2009)
(2010)
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