VMFA(AW)-225
Wings
(1994)
(1993)
Tail-making of Vikings
1943年1月にカルフォルニア州モハーベで誕生した部隊で 太平洋戦争中は、ニューヘブリデス島を周辺の戦闘に参加したとの事。ベトナム戦では A-4Bスカイホークで1965年5月にチュンライに移動し、、南ベトナムのベトコン勢力に対して戦闘に参加している。一度MCASチェリーポイントに戻り A-6イントルーダーに機種転換を受けて1968年に再びチュ・ライ 1969年にダナンに派遣されている。ここでは ホーチミンルートのコンボイの捜索とルートの破壊を任務としたようだ。当初の部隊名は、”Vagabond”であった。
 日本に配備されたのは、FA-18Dになってからで それまでこの部隊の存在自体 私は殆ど知らなかったが尾翼に描かれているヴァイキングの横顔はA-6使用の時代から使用していたものである。
During the squadron's 29 years of service to the Corps, the "Vikings" set many firsts in Marine Corps Aviation. The unit earned numerous Command Post Exercise awards and other distinctions such as being the first Marine Attack Squadron to fly Trans-Atlantic to Spain.
CE-00 (1993)
164679
CE-04 (1994)
CE-04 (1994)
CE-08 (1993)
164665
CE-08 (1993)
(2002)
(2002)
(2002)
Tail-making of CE-01
Leftside-making
Rightside-making
YOKOTA AB (2002)
2002年横田基地OHに展示されたVMFA(AW)-225のFA-18D 2機。よく見ないとバイキングとわからないぐらい薄いグレーのロービジとそうであるが、CE-08のパッケージポットは、やたら派手な落書き(失礼!)が入っている。
下写真は、2002年三沢OHに展示されたFA-18D(CE-01)であるが、岩国に展示された時の機体と若干塗装が異なり 国籍マークがカラーになっている。パッケージポッドは、横田に展示されたCE-08がつけていたものと同じである。前日 ひどい悪天候の中 飛来した。
1967年当時のVMA(AW)-225 A-6A、彼らは翌年10月にベトナムに投入され チュ・ライに展開した。この当時の部隊名は”バカボンド”だった。
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1969年に当時の南ベトナム ダ・ナン基地に展開した当時のマーキング。現在 FA-18はこの時期のマーキングを踏襲している。
Making of A-6A "Vagabond" VMA(AW)-225
上のイラストは、1998年の春まで CE-01(164245)に書かれていたバイキングで 現在の間横顔と比べ やや斜めの立体的な絵柄でであったものを再現してみた。
左は、フットボールチーム ミネソタ バイキングスのチームフラッグ 飛行隊のバイキングのデザインとほぼ同一であり 想像であるが 飛行隊内にミネソタ出身のフットボールファンがおり デザインを丸まる借用している可能性が高い。 ..
......Minnesota Vikings
第2次大戦中にVMF-225が使用したインシグニア。このスペードと骸骨のオリジナルマークが2007年から 尾翼に復活した。
1997年の初頭にフルカラーのバイキングヘッドを尾翼に大きく描いたVMFA(AW)-225のCE-01 機首MODEXと背中の部隊番号は、グレーのグラディーション。Bu,No,164245  特徴はバイキングの顔が斜めに書かれていること。
同じく 1997年ミラマーに展示された時のCE-01 機体は、Bu.No、164245で上と変わりなし、但し バイキングの眼が赤く不気味に光るデザイン。機首MODEXと背中のVMFA(AW)-225もブルーのグラディーションと凝ったもの。
1998年版CE-01 顔が真横を向いたものになり それ以降この系統のデザインはすべて真横顔である。これまで機体の右側が斧、左側が鎖についた鉄球で 2002年に岩国に飛来したときだけ、逆のデザインになっていた。Bu,No,165410
2006年版 CE-01 デザインは、若干シンプルになったが 国籍マークが 薄めのブルーを基調としたフルカラー、上のバイキングと比べ 配色が異なる。顔の表情も微妙に変えてあるが ほとんど9年間はこのデザインで通した。
2007年に思い切ったデザインの変更が行われ ブラックテールとなったVMFA(AW)-225のCE-01。右の尾翼は裏表共に バイキングのマーキング。それに比べ 左側尾翼は裏表共に VMF-225時代のシルクハットを被った骸骨とスペードのマークである。2009年に再び変更が行われ このマークも2年ほどで終わってしまった。
2009年4月12日 横田基地を離陸するVMFA(AW)-225の4機のFA-18D この年は、横田はマリーンの飛来が多かった年と言われる。3機が同時にランウェイに載るのは結構珍しい光景である。
私には撮影の機会が無いかと諦めていたが 2009年の横田基地のOHで展示され 漸くゲットである。WW-U時代のオールド・インシグニアが復活して CE-01の尾翼を飾る。最近 特に海軍・海兵隊は部隊創設時期のマーキングに回帰する傾向が見れる。全機が模様替えしたわけではないが ブームなのかもしれない。
YOKOTA AB (2010)