VMFA-115
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F-35シリーズの生産は順調に進んでいるようだが、その分従来のスズメバチ達は次第に日本からも姿を消していくのだろう・・・特にFA-18E/Fを使っていない海兵航空はそのスピードが速いとみられ、F-35B/Cへの変換が加速されそうだ。既に揚陸艦もF-35Bが運用できるワスプに変わった。

 2016年8月VMFA-314(VW)に替って岩国に配備されたのは、最近私はめったにお会いできなくなった「シルバーイーグルス」ことVMFA-115である。海兵隊機による空母展開の関係で200番台のモデックスをつけているが VE-201のショーバードは、尾翼に星条旗のはためく人気のマーキングのままであり、航空ファンを喜ばせた。配備されている機体が、FA-18A+や++、Cの+って・・やたら分かりにくいが、飛行隊所属機のF/A-18Aはどうも新旧の型の混成のようである。10月に厚木に飛来した2機の”Blade”をフニュ君がしっかり捉えているのでご紹介したい。(2016/12 記)
A+とかA++とか・・判り難いが、どうも初期に造られたFA-18A型を改造してC型に近い仕様にしたのがFA-18A+で、さらに改良を加えたのが、FA-18A++らしいが、上写真の”VE-211”は、A++だそうである。どうもチャフディペンサーの新型に換装され、リンク16への対応も可能で最新式のサイドワインダーを使用できる機体に仕上がっているそうである。

VMFA-115 (Dec 4. 2016)  ⇒ VE-201 Bu.No.163755、VE-203 Bu.No.163161、VE-205 Bu.No.162433、VE-212 Bu.No.162142の4機。

↑ 上のイラストは、VMFA-115の2019年版マーキングである。久々に新しいデザインとなっているが、センスはその前のデザインに及ばない。VMFA-115 VE-01 F/A-18A++ Bu.No.163174
↑2020年版VEのショーバード。2009年版、2013年版とほぼ同じデザインを復活したものであるが、星条旗のたなびき方や書かれた星の数が微妙に違うので、良く見ると新しいマーキングである事が分る。Modexも久々に「01」が復活した。最も大きな違いは、機体がA型からC型になった事である。 FA-18C Bu.No.165201
Wings
今時、「シルバーイーグルス」なんて呼んでいるのは、私のような初老のオッサンだけで、この飛行隊を指す時、マニアの皆さんコールサインの”ブレード”を使っている。
2016年12月7日足摺岬の南東100kmの沖合にFA-18Aが墜落したとの報道があり,、噂によればVMFA-115の"VE-201"と言う・・・そうでなければ良いが・・・パイロットは緊急脱出したそうだが、捜索が続いており無事を祈りたい。
2016年12月4日 横田基地を離陸する4機のブレード。写真は、友人故PAPPYさんから送って頂いたもので、前日3日15:45分に飛来しローカルフライトも無しに翌日横田を離れたそうです。その後、VE-201は事故で失われパイロットの死亡が確認されたそうで、ご冥福を祈りたい。