VMFA-314
VMFA-314は、1943年10月に創設された部隊で チェリー・ポイントでVMF-314としてF4-Uコルセアを受領し 太平洋戦争末期の沖縄戦に参加している。1952年 F-9Fパンサーに機種更新し 1962年6月F-4ファントムを海兵隊で初めて 受領した部隊として有名である。翌年から 早速ベトナム戦に駆り出され ダ・ナム、チュ・ライを拠点に出撃を繰り返した。VMFA-314のF-4N時代は、尾翼を真っ黒に塗りこめ”VW"のレターを白で入れており 胴体にはナイトの矛を描いた実にシックな出で立ちであったが MCASエルトロから日本に派遣されることは無く 雑誌で見るだけの飛行隊であったが、1982年FA-18Aに転換してから 岩国にも来る様になった。この飛行隊はFA-18においても海兵隊で 最初に機体を受領した部隊である。
(1989)
(1989)
FA-18A
Wings
(2006)
2006年に私のフォーカスに納まってくれたVMFA-314のパイロット、左の初来日のパイロットを撮影した頃は 彼はまだよちよち歩きの子供だったはずだ。
VMFA-312のページで2007年12月の嘉手納行の経緯は述べたので ここでは省略するが、12月に移動訓練で嘉手納に展開したF-18飛行隊の1つがVMFA-314であった。この飛行隊の撮影にも過去あまり恵まれなかった。F-4Nから最初に海兵隊のF-18飛行隊に転換した飛行隊であったが 何せマーキングが機種交換以来 地味の代表格でちっとも撮影の意欲をそそらない為 半ば馬鹿にした存在であったがため 向こうからも見放されていた。ブラックテールが流行する中 この部隊こそダブルナッツ機にブラックテールを持ってきて一番似合う飛行隊にもかかわらず 伝統の地味地味マーキングで通していたかと思っていたら 何とAVビデオのモザイクのような塗装でお出ましである。マニアの間では”ピクセル君”ですでになじみの機体となったが、嘉手納では、フライトしたのは良いものの 普天間に道草を食いに行ったりして散々我々を待たせた上 WE01のブラックテールのハリヤーとアプローチが重なり RW05 レフトに降りおった。お陰でハリアーを撮影してから 05レフトに猛ダッシュして何とかものに出来たものの マニア泣かせのスズメバチである。(2007/12/26記)
ダブルナッツ”00”のVMFA-314コマンダー機以外は、とってもいい子のスズメバチ君たちで 毎日せっせとJDAMの訓練弾(ブルー)をぶら下げて お仕事に出かけ 計算していた時間通りで戻ってきてくれた。尾翼にナイトか何かのワンポイントマーキングがあれば言うことなしなんですが。
上写真のVMFA-314 VW-12は、他の機体と異なりセンタータンクとしている。JDAMとのバランス上はいいのかも知れないが 何故この機体だけセンターに増装タンクをつけていたのだろう。タンクにはグロスブラックで長槍と兜が書き込まれ これが唯一この飛行隊の地味マーキングを補って絵にしてくれる。
ほれ、タンクにマーキングが入っていないと淋しいと言うか 気合いが入っていない感じですね・・・・VMFA-314 ”VW-14”
(VW-00)
(VW-07)
(VW-05)
(VW-03)
(VW-02)
(VW-14)
(VW-12)
(VW-11)
(VW-10)
1991年の湾岸戦争は、まだ皆さんのご記憶に新しいと思いますが、1990年8月2日イラク軍6万が突然クウェートに侵攻 領土の併合を目指したことから始まるわけだが 8月から翌年1991年1月までの間約5ヶ月半 イラクに対する撤退の要求と反攻への準備が進められ ついに1991年1月17日に湾岸戦争反攻の火蓋が切られたわけである。海兵隊は、FA-18の飛行隊を6個 湾岸戦争に投入したが そのひとつがこのVMFA-314で 当時 MAW-3 エルトロ海兵隊基地からの派遣であった。同じエルトロのMAW-3からは、VMFA(AW)-121”グリーンナイツ”も参戦している。6個もの飛行隊が1度に投入されたため 湾岸戦争の間は、岩国へのローテーションがストップした。
 VMFA-314は、1991年1月16日からイラクに展開 3月までの間 海軍・海兵隊のどの飛行隊よりも多い出撃回数を記録したと言われる。彼らの任務は、航空援護 Migにたいするインターセプト 地上攻撃などで 814ソティ 1500時間を超える作戦時間を誇った。この間 一機の損害もなかったのは幸いである。
2011-4
2011年4月6日 嘉手納3日間の撮影が今日で終わるという日、今回は、ハリアーが3機ほど撮れたので 基地に姿のなかったFA-18は、もうすっかり諦めていた。午後3時には、道の駅を離れ空港に向かわねばならない。午後3時間で多少の写真が取れれば それで満足な旅と今回の運を神に感謝していた。昼を回って12時20分頃 長年の友人W氏 「ナイトが訓練で こちらに来るよ!あと20分ぐらいで下りてきそうだ」と突然の御言葉・・・海兵隊のホーネットは、もうすっかり諦めていたので うれしい知らせである。そのうち 4機が西の空に姿を現し オーバーヘッドである。VMFA-314は、今回 背中のナイトに色が付いている。もう2-3日居れば 訓練でずいぶん撮れるだろうが 贅沢は禁物、今日来ただけでも運が良いと またまた神に感謝して レンズを構えた。
まずは、VW-00,VW-02、VW-03、VW-07の4機、雨が降った翌日だったので 晴天では大量の陽炎が出るのをすっかり忘れていた。着陸ポイントは、時間的に間に合わないが せめてもう少し近い位置で撮らねばと 次の2機の撮影は、移動することに。
15分後の12:55分 第2陣の2機がおりた。VW-04、VW-09である。VW-09は、地元の人曰く 久々の4本タンク(燃料タンクを4つ下げているということ)らしい。背中ナイトは、オリジナルカラーの黒黄 鉾は、赤である。次の第3陣が来ていたが 1機が不調で岩国に戻ったらしい。VW-01は、尾翼に大きなナイトの鉄仮面を描いており 第3陣にはそれが含まれていたようである。残念・・・
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