VMFA-323
右のInsingnia(部隊章)をご覧いただくとガラガラ蛇とF4-Uコルセアのシルエットが描かれているのがお判りと思うが、VMA-214と同様 InsingniaにF-4Uを描いているのは、大概太平洋戦争中にF4-Uで大きな戦歴を持っている部隊である。VMFA-323も1943年にチェリーポイントで生まれ 太平洋戦争では沖縄戦をはじめ終戦までに自軍の損失無しに124機の日本軍機を撃墜し 12人のエースを輩出している。”デス ラトラーズ”とは、「死のガラガラ音」という意味で もちろんガラガラ蛇の威嚇音のことを指している。機体に描かれたダイヤモンドの帯は ガラガラ蛇ダイヤモンドバックスの紋様を模ったもの。F-4N時代は、日本で見ることの出来ないスコードロン御三家の1つであったが、一度CVW-14に所属して空母USSコーラルシーでWESTPACの際に嘉手納基地に数機が飛来している。
 VMFA-323がFA-18になってからは、岩国にも配備されマニアの前に姿を現したが1999年のUSSコンステレーション横須賀寄航の際にも撮影の機会を得ることが出来た。
NEXT
click here
1980年のWest-Pacで USSコーラルシーに載って航海した際に嘉手納に降りたVMFA-323のF-4N”NK-104”と”NK-106"。後方にはVMFA-531のF-4Nも見える。MCASエルトロを拠点にしていた為 めったに日本で見られなかった飛行隊が空母に搭載されて訓練に参加して我々の目の前に現れた。
Wings
HOME