(1942~1992)

F/A-18Aを受領して僅か8年で部隊解散となったVMFA-531であるが、数回の来日で我々の前にもその雄姿を見せてくれた。マーキングは、名前通りグレー一色の正に幽霊のような塗装ではあったが、築城基地や厚木基地での展示などでマニアにシャッターチャンスを与えてくれた。
↑ 1991年6月2日 小松基地に飛来したVMFA-531のF/A-18A/EC-04
(1989)
(1989)
(1989)
1989年11月5日 築城に展示され帰投する2機のF/A-18A。手前がEC-07、奥がEC-01で並走しながら ランウェイエンドまで向かった。
Wings
FA-18A
↑ ↓ 1991年5月19日 厚木基地に展示されたVMFA-531の2機のF/A-18A、
1982年にF-4Nを手放した後、新型のF/A-18Aの受領を目指し準備が開始された。1983年の7月には、エルトロでフライトオペレーションが開始され、8月には最初の12機が部隊に到着。VMFA-531は、1984年5月にFA-18Aでの部隊編成を完了している。 
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1989年4月に 当時F-15配備反対運動で 基地を人の鎖で囲むなどの反基地運動が盛んだったらしいが、この頃の九州の航空基地は、海兵隊の戦闘機が展示されることが多く、遠くとも十分足を運び価値がある航空祭であった。VMFA-531は、ホーネットになってから日本にちょくちょく来るようになった飛行隊だが、ファントム時代の鮮やかなマーキングは望むこともできない。
↑ 1984年5月にF/A-18Aを受領したグレーゴーストは、その名の通り 灰色のスキームに身を包み 日本への初来日時も完全なるロービジビリティ(低視認性)塗装で現れたが、海兵隊機ではあまり見かけなかった尾翼の骸骨マークが、人々に深い印象を与えた。F/A-18A Bu.No.161752
↑ VMFA-531は、1988~1991年の間 3度岩国に駐留しているが、1991年当時のマーキングは、黒色をベースとした濃淡のはっきりした塗装で、尾翼のチップにもラインが入り 機体が締まった感じである。この時嘉手納での遠征訓練も盛んに行われた。F/A-18A Bu.No.163150
EC-01 Bu.No.16352
EC-06 Bu.No.162448
EC-07 Bu.No.162431
EC-04 Bu.No.163128