2012/4/5 嘉手納ランウェイ05Lに着陸するKC-130J。”QD-8065”
2014年4月11日 10:00 嘉手納を離陸するKC-130J ,QD-7923(167923),尾翼のレターは、文字が薄くて角度によっては、読み取れないほどである。
普天間返還後は、岩国へ移動が予定されているKC-130であるが それまではヘリ部隊と共に普天間の主である。トラフィック数の少ない普天間では 離陸前の充分なウォーミングアップに時間を掛けて 離陸をしている。2007年12月普天間にて。
(2011)
上2枚は、2011年8月 横田基地での展示
この処 嘉手納に行けば 定期便としてエプロンに2機並ぶこの部隊のKC-130Jは、必ずゲットできる被写体でもあり ありがたい。2016年4月11日17:11 嘉手納を離陸するQD-8074.
海兵隊の航空部隊は、輸送と空中給油も海軍に頼らず自前で出来るように部隊を持っている。このVMGR-152は、最も日本に縁の深い部隊で 長く沖縄普天間基地をベースに活躍してきた。沖縄の米軍基地機能の縮小に伴い岩国移動だの鹿屋移動だのと予定がころころ変わり最終的にはどうなるか分からないが 日米の交渉の動向でいずれは沖縄を離れることになろう。しかし 岩国 沖縄に海兵隊の航空部隊がいる限り 輸送と空中給油を担当する飛行隊は必要であり 今後もVMGR-152に限らず必ずのこ手の部隊が 日本に駐留すること間違いない。
(2006)
(2006)
(2006)
(2004)
KC-130Fは、厚木にもよく飛来する部隊であった。極東の米海軍航空隊は、このように大型の空中給油機を持っていなかったため 海兵隊機への給油以外 海軍機の演習においても KC-130の支援を受けていたものと思われる。翼の外側についているタンクのようなポッドが、ドローグ・ユニットで 給油用のホースは、23mまで伸ばすことが出来る。大型機である為 飛行中の後流の影響が大きいため 給油ホースは極力長く伸ばし 給油を受ける機体が KC-130の出来るだけ下方で受給できるように配慮してある。
”QD"のレターの上に星条旗を大きく書き込んでいた機体が 結構多かった。この時代 部隊インシグニアは、尾翼への書き込みが禁じられていたのか 他の部隊についてもテールレターだけか 星条旗が書かれているのみであった。しかし 戦闘機部隊と比較すると ロービジ化の流れは比較的遅い これは空中給油そのものが 自軍の制空権内で行われることがほとんどの為であろう。KC-130は、1957年に空軍のC-130を改造して試作機の検討が始まり F型は46機が海兵隊に収められたようだ。
VMGR-152は、1962年2月にKC-130Fを受領して 普天間をベースに岩国の海兵隊部隊の支援まで行ってきたが ヘリコプターの多い海兵隊にとって 低速を生かしてヘリにも給油できるKC-130は、便利な存在。1993年6月には 5機のKC-130Rが加わり 作戦能力は大幅に向上している。KC-130Rは、空軍のC-130Hと同規格でより強力なエンジンと20%以上の機内燃料タンクの増加を実現している。
2007年6月からVMGR-152に配備されるようになったKC-130J。Bu,No,167925。 2009/3/11 嘉手納にて
2014年4月10日 09:30 嘉手納を離陸するKC-130J ,QD-8075(168075)
上下の2枚の写真は、何れも2015年2月4日5日に撮影したものであるが 今までと異なるのが尾翼に黒でインシグニアが入った事だろう。テールレターが薄くて読めないぐらいのロービジ塗装の中で インシグニアの強調は歓迎したい変化である。上写真は、Bu,No,167925
.下は、Bu,No167983
2016年1月20日 09:47 嘉手納に着陸するKC-130J ,QD-8074(168074),どう言う訳か機首のレドームの先が黒く煤けていて鼻黒状態。
2014年1月14日 厚木に着陸するKC-130J QD-8066
2014年4月10日 17:57 嘉手納を離陸する3機目のKC-130J ,QD-8065(168065),このように低い離陸は珍しい、尾翼にインシグニアも入っている。
KC-130F of VMGR-152
2011年3月24日 フニュフニュ君が厚木で捉えたKC-130J。”QD-7982”
2014年4月10日 14:05 嘉手納を離陸するKC-130J ,QD-8074(168074),8075とのペアで行動する姿がよく見られるようだ。
2012/4/4 嘉手納を離陸するKC-130J。”QD-8074”
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2006年岩国に展示されたKC-130F(147573)、懐かしい機体である。VMGR-152に最初に配備されたKC-130Fの生き残りでもあるが KC-130Fの生産2号機でもある古い機体。ちなみに生産1号機は、上のサムネールに掲げた147572で 当初はVMGR-352"QB"に配属され 後にVMGR-152に移動してきた機体。QDの尾翼レターの上に 部隊ニックネームとした”相撲”のインシグニアが付けられた。