KC-130T/Bu.No.162310
海兵隊第4航空団(MAW-4)に所属した給油飛行隊の一つ。MAW-4自体が、戦時に海兵隊航空団本体を支援する予備役部隊集団であり、相当な規模の兵力を維持していた。1980年2月アメリカ西海岸側の海兵隊航空基地ユマに撮影に赴いた私と友人のゴメス氏は、そこで予備役航空団の大きな演習に出くわした。戦闘機が飛びかう中、1機のKC-130Fが降りてきたが、尾翼に”QH”と書かれており、ゴメス氏曰く「これは珍しい部隊だよ・・・」と感激していた様子が思い出される。このVMGR-234の当時の本拠地は、イリノイ州のミシガン湖にあったグレンビュー海軍航空基地NAS
Glenviewであったが、1995年に閉鎖されている。現在は、テキサス州のフォートワース各軍予備役基地に移動してる。私もユマでは白黒で数枚の写真を撮ったのだが、NDのRF-8G等と共に、それらのネガは行方不明になって出てこない。このページは全てご紹介している渡辺明氏のコレクションを中心に展示して行きたい。(2023年7月記)
↑ 1990年10月に撮影されたKC-130F
↑ 1979年4月に撮影されたKC-130F
↑ 1985年4月に撮影されたKC-130F
↑ 1996年10月にダラスで撮影されたKC-130T-30 胴体延長され機内燃料も増えたストレッチ型。
KC-130T/Bu.No.164441
KC-130T/Bu.No.163022
↑ 2000年10月NASフォートワースで撮影されたKC-130T
↑ 海兵隊が購入したKC-130F最初の6機の1機で、6機の内VMGR-234所属は2機確認されている。1979年9月当時のVMGR-234の本拠地グレンビュー海軍基地で撮影されたもの。