VP-22

(1943〜1994)

(1990)
(1990)
シンプルだがP-3対潜哨戒機の部隊では、私の好きなマーキングだった。あまり撮れなかった部隊の1つであったから尚のこと憧れが募る。映画「トラ・トラ・トラ」をご覧になった方は、日本海軍の航空機にフォード島の海軍基地で徹底的に破壊されるPBYカタリナのシーンをご存知と思うが、あの時壊滅的な被害を受けた部隊の1つが正にVP-22なのである。大損害を出した彼らはその後新しい機体を受け取り、大戦中はオーストラリア、インドネシア方面の哨戒と救難の任務についていたようだ。戦後は、ハワイを中心に紹介任務をこなし、1971年に15万時間の無事故記録などVPスコードロンとして数多くの賞を受賞している。
 1950年にP-2Vに 1963年にP-3に機種更新した。 残念ながら1994年に部隊は解散となっている。
(1988)
(1990)
(1990)
Insignia of VP-22
(1991)
(1991)
(1991)
Old Insignia of VP-22
Wings

部隊名は、1950年までドラゴンズ(Dragons)だったが、その後 ブルーギース(Blue Geese)に変更され、1994年までこの部隊名を継承していた。ガチョウが部隊名と言うのも珍しいのである。

さて この最後のP-3Bらしき機体だけは、通常のP-3Bではないようだ。本当のQA-11のBu.No.は、上から3つ目の写真の"152748"であり、「154511」は存在しない。しかも 機首の丸窓は、平窓となっている。所謂 アイアンクラウドと呼ばれる機体なのかもしれない。
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このInsigniaも 作るのに苦労しました!