VR-53

C-130T

↑ 2001年5月厚木に飛来したVR-53のC-130T/Bu.No.164994

↑ 2022年4月8日天気が良いのでふらっと寄った厚木基地で撮影したC-130T、しばらく調子が悪く飛んでいなかった機体だそうであるが、順光の中 着陸してくれた。
1976年厚木基地で撮影。C-118Bは、いつも星条旗を大きく尾翼に描いた。要人輸送を主な任務とするが このジェットの時代レシプロ機での太平洋横断はかなり大変だっただろう。同隊では1972年から1982年までC-118Bを使った。
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↑ 1999年10月厚木基地で撮影されたVR-53のC-130T/Bu.No.164996

↑ テールレターを”WV"に換え、機体もC-130Tに更新したVR-53。写真は、1995年6月ドイツのラムシュタイン空軍基地に駐機するC-130T/Bu.No.164994。

↑ 1976年10月に撮影されたVR-53のC-118B。尾翼にブルーの帯があるのと無い機体があるが、文献によればDet-Big Dと言う分遣隊もあった様なので、その識別かも知れないが、詳細は不明。撮影場所不詳

↑ ダグラス社の名機DC-4/DC-6の軍用機版C-118B(4発旅客機DC-4に与圧機能を付与して国際線に使えるようにしたのが、DC-6である)私が撮影した冒頭の2枚の写真と同じ機体が渡辺氏のコレクションにもあったので、並べてみる。1977年10月ダラスで撮影されたもの。

Wings
1980年2月ルーク空軍基地で撮影したVr-53のC-118B、上の写真と違い”RT”は、グリーンのベルトの中に書かれていた。胴体後部の国籍マークの右下に所属部隊である”VR-53”と記入されている。何と少しぶれた写真となって見苦しいが、珍しい機体なので掲載する事とした。この後にC-9Bに機種変更して厚木にも飛来したことがあるが、私は撮り逃している。このC-118Bと言う機体、WWUに作られたC-54を機内を与圧化して民間機改造したもの、これを再び海軍はC-118と銘打って軍用機として利用した。使い安い機体であったようで、海軍では1980年代の初めまで使い続けた。C-54とC-118は、この後台湾でも軍用機として使われている機体を目にすることになる。
1976年秋の曇り空の厚木基地に1機の4発プロペラ機が降り立った。1976〜1977までは、輸送任務をおびたプロペラ輸送機の存在は珍しくは無く、4発機C-118Bも日本では”RZ”のレターを入れたC-118Bを見ることができた。しかし、その日降りた機体の尾翼に、それまで見たことも無い”RT”と書かれてあった。家に帰って文献を確認したら、何とNASメンフィスを本拠地にしているVR-53で 厚木基地にはめったの来ない「ド珍機」であったのだ。この数ヵ月後 厚木の友人が、ケフラビックから飛来したVR-51”RV”のC-118Bを撮っているが、レシプロ輸送機時代の終焉にあたり厚木基地では連続して珍しい部隊が撮れた。(2006年2月 記)

C-118B

2010/11/30 嘉手納を離陸するVR-53のC-130T。私にとっては初物のAX-994。しかも鼻黒の機首。この日は残念ながら小降りの雨の中、離陸して行ったので写真が証拠写真程度の内容。Bu.No.164994であるが、 Bu.No.164995のC-130TもVR-53の所属だ。確認されているのは、164994,164995,164997,164998の4機だそうである。