↑三沢基地の輸送/連絡業務を担っていたUS-2B/Bu.No.136581。この機体の他、厚木基地にはUS-1A/Bu.No.144704、US-1B/Bu.No.136480等が確認されている。
↑三沢基地の輸送/連絡業務を担っていたC-1A/Bu.No.146055。尾翼に書かれた星条旗のサイズは厚木のC-1Aと同じで、標準サイズが決められていたようだ。ご覧のようにC-1Aは、S-2トラッカーを大幅に設計変更しているので、輸送用途の為に胴体がかなり太く造られているのが判る
アメリカ海軍の航空基地には、人員輸送、物資輸送、連絡業務など基地運営上必要なロジスチックを担当する機体が存在した。代表的なものは、C-1Aトレーダー輸送機や物資輸送専門に改造されたUS-2B/Dなどのプロペラ機から、C-9Bのような大型機まで存在したが、このページでは基地名を機体に入れた小型/中型の双発輸送機と中心に纏めて行きたい。
↑ このC-1Aは、1970年代初期USSキティ・ホークのCODとして使われていたそうである。1990年代には、厚木基地のスクラップ置き場に打ち捨てられていたそうで、淋しい気がする。
↑嘉手納基地の輸送/連絡業務を担っていたC-1A/Bu.No.143351。尾翼に基地名”KADENA”と書かれている。
↑厚木基地の輸送/連絡業務を担っていたC-1A/Bu.No.146022。マーキングが完成して機首に”022”尾翼に厚木基地名が書かれた。
↑三沢基地の輸送/連絡業務を担っていたUS-2B/Bu.No.136406。対潜哨戒機であったS-2トラッカーから輸送用に改造された機体で、C-1Aのような設計変更はされていないので、胴体回りはC-1Aより細い。S-2B/Fから66機が改造されたとされる。乗員輸送の為、元々ある内部3席に加え、3席のシートが追加されている。
↑ 1983年三沢基地で見かけた2機のC-1Aであるが、手前の機体は、Modexもなく機体番号も写った写真が無いので、不明の機体になってしまった。後ろのC-1Aは、Modex020で厚木の所属であった。
↑厚木基地の輸送/連絡業務を担っていたC-1A/Bu.No.146022。塗装したばかりでマーキングが完成していないが、機首に”022”尾翼に厚木基地名が書かれた。C-1Aは、87機が生産されたそうである。