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↑ 同じく22号機と33号機も嘉手納基地海軍機エリアに駐機していたが、どの機体にもUSSカールビンソンの艦名が書かれていた。2024年3月15日に米3軍並びに陸上自衛隊のオスプレイの飛行再開が宣言されたが、沖縄では普天間のMV-22が飛行を始めただけで、海軍のCMV-22Bには動きが無かった。
↑ 2022年4月22日 最初に着陸したRudy-36。VRM-30 Det-2 USSエブラハム・リンカーンの文字が入ってる。この日は、計3機が飛来した。私は、帰宅のバス時間の関係で最後の機体を逃したが、実にきれいなマーキングである。
↑ 最初の飛来機から1時間ほどおいて着陸したRudy-35。VRM-30が恐らくVRC-30の全てを引き継ぐのであろうから、将来的にはインシグニアの旭日旗が尾翼を飾る日も来ると期待している。
現在、太平洋方面でVRC-30のC-2Aグレイハウンドで行われている艦隊への輸送業務、特に原子力空母に対する兵站業務を、このVRM-30が将来は全て引き継ぐ予定である。運用する航空機はCMV-22Bで、C-2Aを超えるペイロードとスピードに期待されている。また、F-35Cのエンジンを積み込むことができる貨物室を持ち、今度F-35Cが各空母に展開するようになれば、CMV-22Bの任務は増えていくことになる。現状米海軍では、このCMV-22Bが空母甲板でスペースをかなり取ることから、常時空母搭載を考えていないようで、オスプレイの速度と航続距離を生かして陸上基地をベースに活動させるようである。厚木、嘉手納、三沢と言った海軍ベースは、今後主要なステーションとなって行くかもしれない。我々海軍、海兵隊ファンにとっては楽しみである。
CMV-22Bの外見上の特徴は、ライトグレイ/ホワイトグレイに二分された美しいマーキングで有り。厚木に集まる海軍機マニアにとって、ロービジでマーキングを楽しめない海兵隊のMV-22Bと比較し、この美しいCMV-22Bは人気の的であった。2021年1月に厚木にUSSカールビンソンの文字が入ったCMV-22Bが2機来たという事で羨ましかったが、私も漸く撮影の機会を得ることができた。
↑ フニュウ師匠が厚木で撮影された機体が、2024年3月12日嘉手納でも目にする事が出来た。残念ながらCV-22の墜落事故の影響で飛行停止が掛かっており、暫く嘉手納基地で待機をせざるを得ない状況のようで、全く動きが無かった。
↑ 旭日旗デザインのマーキングの夢は、意外と早く現実化した。2023年11月11日 フニュフニュ師匠が厚木で撮影したCMV-22B/21号機(Bu.No.169446)翼下には、”VRM-30 DET-1 USS
CARL VINSONと書かれているようだ。