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KITTY HAWK CLASS
CV-63/CV-64
CV-66/CV-67
USS KITTY HAWK
1961年に竣工したキティホーク級のネームシップ。艦の排水量は60,100tだが、満載すれば80,000tになる巨艦。左上は1979年10月12日〜22日までの間、横須賀に寄港した際のもので、10月14日が公開日として一般開放が行われた。フォレスタル級とあまり外形は変わらないように見えるが、キティホーク級は搭載できる航空燃料が一気に二倍以上に増えている。1979年横須賀寄港時はCVW-15(NL)を乗せ、艦の一般公開まで行った。ご存知の通り 1998年から2008年まで退役した空母インディペンデンスに替わり横須賀を母港とした。  姉妹艦の内 最初にCV-66「アメリカ」が、1996年8月に退役。続いてCV-64.CV-63と退役していった。最後のCV-67ジョン・F・ケネディーが退役すると アメリカ海軍の航空母艦は全て原子力艦になった。 横須賀を母港としているキティーホークの後継艦は、何れの原子力空母になるのだろうと言われてきたが、ジョージワシントン、ドナルド・レーガンとすっかり原子力空母が定着した感がある。右上は、1980年にサンディエゴで撮影したものだが 横須賀を母港とした時代のアイランドと比較すると随分とすっきりしている。アイランド後方には、搭載しているCVW(空母航空団)の各飛行隊のインシグニアが掲げてあった。
USSコンステレーション、「コニー」の愛称で親しまれた。1977年10月10日〜25日に横須賀に寄港し、10月16日一般公開した際の写真が上2枚である。アイランドを良く見ていただくとユーモラスな「コニー君」が描かれているのがお分かりだろうか。この寄港の際には、F-14A/A-7Eなど一部の機体が厚木に飛来し、飛行訓練を行った。これが厚木で本格的にF-14を堪能できた最初のチャンスであったのだ.この時搭載されてきたのはCVW-9(NG)で 各部隊スコードロンカラーも艶やかに厚木の空を賑やかせた。
 それから20数年後に再び横須賀で「コニー」と対面することになった。1999年7月23日〜27日の横須賀入港時の写真が下である。一般公開は、7月23日でアイランドを見ていただくとSLEP後に様々なレーダー機器類が取り付けられ、以前のすっきりとしたアイランドとはまったくイメージを異にする。23日は、CVW-2(NE)が満載された飛行甲板まで一般公開したが、かなり制限された区画での撮影しか出来ず、デッキのクルーに、航空機列線奥の機体の撮影を依頼する等の”奥の手”を使うざるをえなかった。また、F-14はデッキ上にノーマークの機体が1機だけという寂しさであった。(格納庫に数機)
  USSロナルド・レーガン就役をもって退役が決まっている「コニー」と再び横須賀で出会う事はないだろうが、私にとっては、最も思い出深い空母である。CONNIE FOREVER !!

↓ 下の一連の写真は、MARK-01さんの撮影で2006年7月1日 北海道の小樽港勝納埠頭第一バースに停泊し 一般公開が行われた際の写真である。横須賀とはまた一味違う光景で朝日を浴びた巨艦が美しい。左手には巡洋艦 USSフィッツジェラルドが見られる。

↑ 1980年2月 ノーフォーク軍港に停泊するUSS キティ―ホーク。当時 この軍港には、USS コンステレーションと本空母の2隻の通常動力型の攻撃空母が停泊していた。

↑ USSキティホークのアイランドの写真であるが、艦番号”63”の左上の部分に掲げられているボードは、積載されている空母航空団傘下の各飛行隊の部隊章(インシグニア)である。

USS キティホークは、退役後モスボール状態で保管されていたが、USSジョン・F・ケネディと共にスクラップ処分になることが決定され、2022月1月ワシントン州からマゼラン海峡を経由して テキサス州の解体施設に向かったとされる。

USS CONSTELLATION