H&MS-36
最終的にはアメリカ海兵隊に110機のOV-10Dが配備されたそうで、上の写真のように岩国基地に駐留するH&MS-12にも配備されてる。海兵隊からOv-10Dが全て引退したのは、1995年だそうだ。
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ノースアメリカン社で開発されたOV-10Aブロンコは空軍が100機以上、海兵隊航空は76機を発注し1968年から使い始めた。ベトナム戦争後期でもビエンホア空軍基地を中心にFAC業務(前線航空管制)で活躍している。1970年代に入ると海兵隊の要求で夜間任務の強化策が求められ、OV-10Dへの改造と新規は注が行われた。鼻が長くなって前方監視用の赤外線装置などが追加されている。
機首に装備された装置は、夜間偵察で活躍するAN/AAS-37赤外線監視装置と思われる。この装置はレーザーによる目標指示機能、ビデオ追跡装置が組み込まれ、ALQ-144赤外線妨害装置とも連動している。
Wings
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(1984)