H&MS-12
MAG (Marine Aircraft Group)に1中隊ずつ配備されていたのが、H&MS 司令部整備中隊で 岩国基地にもH&MS-12が長い間駐留していたので、撮影する機会は比較的に多かった。H&MSは 連絡/支援/前線空中指揮/偵察など司令部のあらゆる任務をこなさねばならない。その為、装備される機体も単なる練習型のTF-4Jではなく、レーダーやECMまたは、火器管制システムを搭載されたTA-4Fを使用した。
←の写真 左2枚は1976年厚木で撮影したもの 下は1979年嘉手納で撮影したものである。 比較頂くとラダーのマーキングの違いがわかる。シンプルなものから派手なマーキングにかわり H&MSがもっとも美しかった時期。
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TA-4F

この部隊の歴史は第二次大戦中に遡る。1942年3月に創設され、第一海兵航空団の傘下で当時激戦をおこなった日本軍相手に各地へ支援で派遣されていた。ニューギニアのソロモン地域、フィリピンのルソン島、フィリピン南部などである。戦後は、しばらく中国に派遣され大陸北部地域に居たとされる。

↑ 1980年5月の岩国基地公開日に松野氏が撮影されたOA-4M(WA170)/Bu.No.154337 胴体に書かれたH&MS-12のインシグニア。まだ塗装の途中だったそうで、完成ですれば左右の枠内にレンチ等が書き込まれるはず。しかもこのマークを付けていた期間は長くないので貴重なショットである。

WA-171(153484
WA-172(153506)
WA-175(153491)
前席のパイロットのヘルメットにご注目
星条旗をあしらった極めて派手なデザインである
WA-166(153488)
WA-167(1153489)
WA-170(154337)