↑ 同日午後、再びフライト訓練をして厚木に着陸した2機のMV-22B。ET-03 ET-01
↑ VMM-266所属のMV-22 3機は、厚木R/W19に向かい 徐々にプロペラの角度を変えながら 一直線の編隊に体型を整え 着陸していく。着陸する3機が、この距離感で一つのファインダーに収まるのも 垂直離着陸機ならはでの芸当である。
↑ 03.09.01の順で着陸して行った。最近海兵隊のMV-22は塗装の汚れが目立ち、所属が判りにくい機体も多いが 少なくとも03と01は、部隊インシグニアをしっかり尾翼に書き込んで 尾翼の内側は虎模様とオリジナルマーキングであった。
ET-03(Bu.No. 168224)
VMM-262
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2012年10月に最初のMV-22の部隊が(VMM-265)が普天間に配備されて以来、すでに10年が経過し オスプレイに対する過敏すぎた反応も、最近ではあまり見られないようになった。新技術開発に伴う事故は、どうしても避けられないとは思うが、普天間問題にも絡めて一部の人に先導されたマスコミ全体が、この飛行機を欠陥機のように大宣伝したことから、日本においては多難な船出となってしまった。しかし、この画期的な技術で造られた航空機は、おそらく将来的に回転翼機の世界を大きく変える予感がする。私の体験では、従来のヘリでは東京から八丈島に行くにしても 大島で給油して半日がかりの行程である。ところが、オスプレイならおそらく1時間少々で行けるだろうし 往復の任務でも午前中に終了することができるのである。これで 以前のバートルと同じぐらいの積載量があるのだからすごい。また 片方のエンジンが壊れても 左右のエンジンはギアで連動しており 一つのエンジンだけで飛行が可能であるから 見かけより安全なのである。恐らく軍事に関しては、効率と安全の観点からもスピードが求められており こうしたチルトローター型が戦場の主役となっていくのではないだろうか。(2022/4 記)
2022年4月22日 3機のMV-22Bは、着陸のためのフォーメーションを整え 厚木基地R/W19へ向かう。
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ET-01(Bu.No. 168287)
ET-09(Bu.No. 168628)