2024年3月25日から4日間のスケジュールで岩国基地撮影行に出かけた私は、目的であったベンガルの虎模様が一向にフライトしない事に落胆していた。3日目に当たる27日水曜日は、天気予報で快晴との情報もあり、広島をはじめ九州、中部、関東等遠くからも、ベンガル目当てのマニア諸氏が岩国基地に訪れ、堤防は満車状態。但しこの日は、朝からCVW-5の面々が元気よくフライトしても、海兵隊は殆どフライトなし・・・・主役のF-35Bすら寝たままなのであった。
風は早々にR/W-20に変り、午後の海軍機のフライトが一段落付いた頃である。15:40頃北側からそれまで聞きなれない微かなヘリ音・・・振り返って広島方面の上空を見れば、4機のヘリがこちらに向かって飛んでくるではないか。最初は、海自の掃海ヘリが編隊を組んで帰って来たのか・・・ぐらいの気持ちで眺めていたが、レンズを通して見たら、何と攻撃ヘリではないすっか!!!それもベノムとズールーが2機ずつ束になって降りて来る。正直言って、この時はベンガル君よりこれが撮れた方が嬉しかったのである。傍に居られたSeagullさん曰く 「暫く前に、キャンプ富士に行って、戻って来なかったヘリ達が、長期の訓練を終えて帰還の途上」との事。久々に嬉しいターゲットに出会えました。
↑ 各機共に長距離移動の為、兵装その他は全て外している。これから岩国基地で給油して、鹿屋基地や離島での給油を繰り返して、沖縄普天間基地までの長い道のりが待っている。