1991年に創設され、以後厚木基地をベースに活躍してきたHSL-51が、海軍対潜ヘリ部隊の改編で2013年から”HSM-51”に再編成されたものである。1991年から2013年までのHSL-51の軌跡は別途ご紹介予定であるが、本項ではHSM-51の最近の姿をフニュ師匠が提供してくれたので、ご紹介して行きたい。
 HSM-51は、横須賀を本拠地とする第7艦隊の対潜戦闘/対水上戦闘を支援する部隊であり、使用しているMH-60Rも主に対潜戦闘と水上艦艇に対する戦闘を想定して装備が与えられている。もちろん同隊の任務はこれ以外にも救助/医療搬送/通信リレイなど様々な役割をこなす。(2025年4月 記)
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↑ SH-2Gシースプライトの時代から、ヘリの左側面のMADカバーに絵柄を入れるのは伝統であり、厚木基地周辺の海軍機マニアはこれを追いかけてきた。横田基地のマニアがKC-135Rのノーズアートや尾翼の塗装を好んでコレクションするのに似ているが、海軍ヘリのアートのコレクションは、嵌ったら抜け出せない麻薬である。私もSH-2Gシースプライト時代は、F-4ファントムを捨てても、このアート付ヘリを追いかけていた期間があった。
↑ 一昔前の様な胴体後部に派手な絵を描いた機体は現在存在しない。TA-01も上の写真のように実に地味な塗装である。テールコードとインシグニア、そしてモデックスが濃い黒で書かれているだけでもありがたい。
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