OH-1/32632
↑2011年11月九州佐賀県の目達原駐屯地航空祭で飛行する西部方面ヘリコプター隊本部付隊(WH)のOH-1/32632
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前項で既述したOH-Xの開発経緯から国産化が決定して、「小型観測ヘリコプターXOH-1」は1993年の基本設計から1996年のロールアウトまでたった3年間と言う短期間で出来上がった。開発総経費は3年間で780億円を掛けたと言われる。そして1996年8月に遂にXOH-1の試作1号機が初飛行となった。小型という当初の計画名にそぐわず、胴体長は何とAH-1Sとほぼ同じ13.4mもあり、全高もAH-1Sより50cm低いだけである。総重量もエンジン出力もAH-1Sより多少劣る程度であり、小型観測ヘリと言うより、当時アメリカ陸軍で開発中のRAH-66
コマンチ 武装偵察ヘリを大きく意識して造ったようなデザインであったように思える。何とRAH-66も1996年に初飛行しているのである。残念ながらRAH-66は開発経費をかけすぎて生産単価見積もりが高騰し2004年にキャンセルとなったが、我がOH-1についても僅か38機で終わった事を考えると、同じ運命を持った機体だったのかもしれない。本項は友人である松野主税氏の撮影された作品を中心に展示したい。(2026年6月 記)
OH-1/32603
↑ フニュ師匠撮影のOH-1試作3号機/32603。脚柱周りに整流板らしきものを装着している。
↑ フニュ師匠が2000年頃に岐阜基地の航空祭で撮影したOH-1の試作1号機/32601 ”SD”と表記してあるが、この部分は時代によって"SX"/TRY"/TE等と表記が変っている。
OH-1/32602
↑ 同じく2006年11月に松野主税氏が明野駐屯地で撮影された試作2号機/32602。試作1号機に比べ白黒を基調としたデザインで、私はこちらの方が好きである。飛行荷重試験に使われた機体であるが、"TE"の表記は明野の飛行実験隊を指す。試作機XOH-1は30601~30604の4機であったが、後に全て”OH-1”に改称された。
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↑ フニュ師匠撮影のOH-1試作4号機/32604。
OH-1/32604
OH-1/32601
↑ 2009年11月明野基地祭でフライトするOH-1試作1号機、主に飛行性能試験を行ったとされる機体。陸自で正式採用されるまでは”XOH-1”と呼ばれ、1999年暮れに部隊承認がおりて"OH-1"に改称され、2000年1月に陸自に引き渡されてその後明野駐屯地で様々な試験飛行に使われている。
OH-1/32606
OH-1/32609
↑2009年11月明野航空祭でフライトするOH-1/30609,明野航空学校本校所属の9号機であり、"S"表記は明野航空学校本校所属を示す。
↑ 偶の某国からの一時休暇帰国の際、横田基地で撮影した東部方面航空隊本部付隊のOH-1/32606。2014年9月撮影
OH-1/32617
↑ 2009年に静浜基地航空祭で松野主税氏が撮影されたOH-1/32617 明野航空学校飛行教導隊の所属である。