Page-2
大昔 私の学生時代に厚木基地で知り合った軍用機撮影の先輩大塚譲氏、最近も陸自基地等で偶にお会いするが、昨年CDに沢山の写真を焼き付けて送って頂いた。その中には陸自UH-1B/Hなどの貴重な写真記録もたくさんあったので、UH-1Bのページを増やす形で、本項にご紹介したい。但し 撮影期日/場所が不明であったりするので、場所や撮影時期など解説文等に一部私の予想などを入れているが、ご了承いただきたい。後日ご本人に確認が取れた場合は追記したい。(2025年7月8日 記)
↑ 陸自のジープ(昔は皆このように呼んでいた)を吊り上げるUH-1B 7号機/41507。吊上げられている車両は左ハンドルで車輪カバーの形状から、三菱が米国のウィリス・モーター社とライセンス生産契約をして作っていたジープのJ4のようだ。ジープは今でこそアメリカのクライスラー社の商標登録により,他社の4輪駆動車には呼称として使えなくなったが、昔は軍用四輪駆動車は皆”ジープ”と呼ばれていた。J4ジープは、排気量2200cc90馬力の4輪駆動車で陸自では後日1/4トラックと呼ぶようになった。
HOME
NEXT
click here
↑ こちらは、西部方面航空隊所属のUH-1B 10号機、基地の外からの撮影らしく、丁度この機体がファインダーに収まる場所に立木があったようで、視界を妨げている。B型の時代は総生産数が90機と少なかった事もあり、師団飛行隊より方面航空隊に優先的に配備が進んでいた。
↑ UH-1Bの4号機/41504で、中部方面航空隊(八尾駐屯地)の所属だ。後方の展示機を見ると大湊のHSS-1や八戸航空基地のP-2が展示されているので、松島か三沢基地での航空祭かもしれない。
↑ 記念すべきUH-1Bの1号機で北部方面航空隊所属である。大塚氏は1960年代から既に各自衛隊の基地祭や外撮りで活動している事から、こうしたB型初期の機体も撮影されておられるようだ。大塚氏は丘珠には行かれた事が無いそうなので、恐らく関東周辺の基地祭での撮影であろう。
Wings