2026年も昨年に引き続き北海道札幌市内にある丘珠駐屯地の創立記念日に行ってきた。共産中国の軍事台頭のより南西重視に重きを置かざるを得ない自衛隊にあっても、ロシアによるウクライナ侵略の現実を目の前で見せつけられ、北海道の防衛には手を緩める事は出来ない。一昔前まで戦車などの機甲部隊の半数以上を北海道に集中させ、陸自航空戦力も一番重視され北部方面航空隊。此処の航空隊長になれば将補への道が確定していた時代があった。今でも決して疎かにできない北海道の守りであるが、南西シフトにより装備も予算も九州/南西諸島の部隊が優先され、その次に位置するようになっているのが現状である。汎用ヘリについて言及すれば、かつては4個師団、現在でも2個師団と2個旅団でUH-1Jの師団/旅団直轄飛行隊だけで4個飛行隊、それに北部方面航空隊の2個飛行隊隊も合わせれば相当数のUH-1Jが在籍しているはずであり、1~2度の撮影行で撮リ切れるはずもない。UH-2の配備が始まれば北部方面隊のヘリから更新されるであろうから、今年もUH-1J目当てに北の町へ行く事にしたのであった。(2026年6月 記)
UH-1J/41860
↑ 第11飛行隊所属のUH-1J/41813
↑ 低空でホバリング通過して行くUH-1J/41904。第7飛行隊からはこの41904の他に41860が共に飛行した。ご存知日本で唯一の機甲師団である第7機甲師団直轄の飛行隊で、本拠地はここ丘珠である。
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↑ 観閲飛行を開始するヘリ群、UH-1J 5機/AH-1S 1機/OH-1 1機 計7機のフォーメーションは、方面航空隊の創立記念日としては、私の知る限り最小の編成であった。昨年まで行っていた各部隊の観閲行進や紹介も大幅に簡易化されており、そうした流れが今後も続くのであろうか・・・
↑ この機体UH-1J/41873には第4飛行隊のマークが入っていた。2023年まで九州目達原駐屯地で同機が確認されており、北海道の部隊へ移動して来たものではないだろうか。
UH-1J/41860
UH-1J/41813
↑ 丘珠飛行場もエプロン側から見れば午前中は九州の目達原同様逆光である。観閲飛行の前に機体をエプロンから離れた駐機場所に移動させるが、この時の光線は最悪・・・陸自ヘリの迷彩塗装では真っ黒になってしまうので、背景を飛ばしても露出を上げないといけない。観閲飛行は正午ごろ実施となるが、この時間も光線はトップで機体は黒ずんでしまう。
↑ 本項と次項共に写真の配置は時間軸にはなっていない。冒頭に展示させて頂くUH-1Jは、全ての演目が終了した後、ランウェイエンド近くの臨時駐機場から格納庫前の正規のエプロンに戻ってくるUH-1J等の観閲式参加のヘリ達である。低空をホバリングしながら観覧席のあるエプロンに次々と飛来するヘリ群は今回もショーのハイライトと言える場面であった。