海兵隊の無人機部隊VMU-3は、2008年9月にカルフォルニア州の海兵隊基地で生まれた海兵隊で3番目の無時期部隊である。当初は第3海兵航空団の傘下に置かれ2008年12月からMQ-7シャドウを運用しはじめている。機数が揃うに従いアリゾナ州のユマ基地などで訓練を重ね、2010年にはアフガニスタン/イラクの係争地で実戦経験を重ねている。アフガニスタンでの実戦参加のピークは2012年で、2300回以上の出撃を繰り返した。
2014年からハワイのカネオヘ海兵隊基地へ移動、第1海兵航空団の指揮下に入り、使用機種もMQ-9 リーパーに切り替えられた。総人員200名の部隊で嘉手納基地へは恐らく分遣隊と言う形で運用されている。
(2025)
↑ 2025年3月22日嘉手納基地のオープンディ(嘉手納フェスト)で、旧海軍エリア格納庫に展示されたVMU-3のMQ-9/Bu.No.170719。White Bearさん撮影の機体と同じであるが、尾翼は塗り直されて黒くなりマーキングが施された。
↑ White Bearさんが、2025年1月に嘉手納基地で撮影されたVMU-3所属のMQ-9。テールコードは”SV"を使っている。