↑ 厚木のマニア間でも海兵隊の”赤いC-118”と言われ、1970年代末、来日する珍機の一つであったVC-118Bリフトマスター/Bu.No.128426。この機体と同形で塗装も同じVC-118Bリフトマスター/Bu.No.128427の2機が存在した。上の写真VC-118Bリフトマスター/Bu.No.128426は、1980年事故で失われたが、VC-118B/Bu.No.128427は、現役引退後は、暫くMCASチェリーポイントで展示されていたようである。しかし、どうやらその後老朽化により解体された模様。またVC-118B/Bu.No.128427は、海兵隊で運用される前は、VR-21に所属して”RZ”のテールレターを付けており、当時の太平洋艦隊司令官用のVIP機だった。
↑ 赤く塗られる前のVC-118B/Bu.No.128426、1952年製造の機体である。最後は1980年1月にまでサンフランシスコの傍にあるアラメダ海軍航空基地で事故で失われているが、それまでの間NAFワシントンを拠点にVIP輸送に使われた。所属はUSMCHQとなっており、海兵隊司令部直属の機体だったらしい。
↑ 尾翼に赤いデルタマークを入れたC-118B/Bu.No.131585。軍を引退しデービスモンサンの軍機保管センターへ移動したのは、1978年。但し、その後民間に引き取られ、一時的に民間機として活躍していたらしい。
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私は、一度もお目に掛かった事は無いが、1970年代後半に日本の厚木基地にも数度飛来したことがある海兵隊所属のVIP輸送機C-118B。これらの珍しい写真が渡辺明氏のスライドコレクションにあったので、本ページに掲載する。C-118Bは、ダグラス社が開発した旅客/輸送機DC-6