Insingia of 6th AG
33rd SQ
34th SQ
Wings
第6大隊
確か1992年の夏だったと記憶している。新竹空軍基地でF-104を撮影する為、林の中にじっと一人潜んでいた時である。夏の台湾で日中何時来るとも判らない飛行機を待つのは、実に大変なのである・・・・2時間もいればもう飛行機なんかどうでもいいから早くクーラーの効いた部屋で冷たいビールでも呷りたいと思う。・・・のであるが、大枚叩いて貴重な休みを取って収穫無くしては帰れない等と言う変な責任感から、いつもジッと我慢の子で耐えるのであった。そんなある日 突然バダバダ・・・・というあまり聴きなれないプロペラ音 しかし、何となく懐かしくもある音が聞こえ、その方向を見ると何と「トラッカー!・・・じゃ!!」 外来中の外来!大喜びしてシャターを切った。S-2Eは、ターボフロップのS-2Tに更新されていて既に大分数を減らしていたから貴重だったのだ。こう言う時はジリジリした太陽もぶっ飛んでしまう。後で聞いたら新竹は当時 屏東基地にホームベースを置く第6大隊の台湾北部における中継の役割を果たしていたので S-2が撮れるのは珍しくなかったらしい。でも その後ここでは一度も撮影できなかったから、やはりその日は超ラッキーだったのである。(2004年9月 記)
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1992年当時、日本の海上自衛隊のトラッカーもとっくに引退していたので、この飛行機のエンジンから発する「バリバリバタバタ」という音は、何とも懐かしい響きであった。活動しているS-2Eを撮影したのは、これが最初で最後となった。尾翼には第6大隊のインシグニアが入っているが、うっすらとスプレー書きされているので判りにくい。
ギャッハハ・シャークマウス?機首のライトを上手くマーキングに取り込んだ洒落たデザインでファンも多い。エンジンをターボフロップに換装したS-2T(Tは、Taiwan)である。E型と違ってエンジン音はブンブンと軽快であるが、少し物足りない感じがする。プロペラも3枚から4枚に変更されている。・・・1994年花連空軍基地にて
空軍博物館に展示してあるS-2A(2102)
6th AIR GROUP