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2019年以来コロナ禍を経て6年ぶり、2025年5月に開催されたオーサン空軍基地で久々に見た陸軍のCH-47F。展示されたのは、いつもの第2航空連隊第3航空支援連隊B中隊(BCO.3-2AVN)”Inkeerers”所属の機体でF型、ただ細かい所でマーキングの変化が見られた。
在韓米陸軍の主力は第2歩兵師団で、所属する砲兵旅団はM777軽量型榴弾砲を装備している。CH-47Fは、この155㎜榴弾砲を2基軽々と持ち上げる事ができる能力があり、砲兵旅団の迅速な陣地展開などで大きな支援も行う事が可能だ。
↑ 部隊のマークである矢印の中にハチドリが加わっている。
CH-47Fが所属するのはブラボー中隊(BCO.)であるが、A中隊(ACO.)とC中隊(CCO.)にはUH-60/HH-60が其々配備されており、B中隊と同じく歩兵師団の支援業務を担当している。
↑ 展示されたCH-47F/16-08215は、昨年2024年7月に訓練で陸上自衛隊明野駐屯地に飛来した機体である。また2019年10月のソウルエアショーでも展示された機体だ。