UH-60 Blackhawk
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朝鮮半島の中部 平澤市近郊に位置する在韓米軍最大の基地キャンプ・ハンフリーズ。此処に米陸軍第2師団/第2戦闘航空旅団(2nd CAB)傘下のヘリ部隊が駐留するが、胴体に黄色の帯を入れたUH-60Mは、第2強襲ヘリ大隊(2-2 Assault Helicopter battalion)の所属機である。下写真のクルーのパッチにも”2-2”の文字が見えるが、第2戦闘航空旅団第2強襲ヘリ大隊を示している。この大隊所属のヘリUH-60Mには黄色の帯があるタイプと無いタイプが存在するが、恐らく黄帯のタイプは後方支援等を担当するヘリであろう。同旅団には赤十字のマークで黄色帯付きが存在しており、別の大隊で救急搬送を担当しているようだ。今回、オーサン空軍基地に展示されたのは、正に私が撮りたかった黄帯のUH-60Mであった。
↑ 同戦闘旅団傘下の他の大隊のUH-60Mのエンジンカバーにスプレィされたトマホークを投げるインディアンの骸骨マーク
↑ この部隊は大隊としてのマークは無く黄帯のみであるが、第2戦闘航空旅団(2nd CAB)傘下の他の大隊は、エンジンカバーに独自のマークを入れている機体があり、興味深い。
↑ UH-60Mの機首には第2師団のマークであるアメリカインディアン(ネイティブ・アメリカン)の酋長頭像が描かれている。尾翼のシリアルを一部白く塗っているのは、機番を判別しやすくする為らしく、”000”が隊長指定機だから白いのではなく、他の機体も3桁だけ白でオーバーペインティングされている。
(2025)
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