Page-6
同じPACAF(太平洋航空軍団)に所属しながら、日本への飛来が少ないF-22航空団で、岩国への展開が2~3回、嘉手納への展開は、2回目ぐらいかもしれない。2022年に岩国基地へ訓練派遣された際に、撮影は出来たが岩国基地の場合、撮影できる画角が制限されるので、嘉手納に展開した際は、また違ったポジションでの撮影を楽しみたいものである。機体もブロック20の見慣れた番号が多いものの、ブロック20は、アビオニクスなどの更新に多額の費用が掛かる事から、空軍は早期退役を望んでおり。反対する議会と対立している。いずれにせよ永くは使われない機体であろうから、今撮っておく必要があるのだ。
F-22A / 05-4098
F-22A / 03-4061
F-22A / 03-4060
さて 2024年3月末に飛来した12機と言われるF-22Aのシリアルを、SNSの情報も含み推測すると・・・・03-4046(19 FS) /
003-4050(154th FW) / 03-4055 / 03-4056 / 03-4057 / 03-4058 / 03-4059 / 03-4060
/ 03-4061 / 05-4098 以上10機までしか確認できなかった。残り2機のシリアルは不明。
↑ ハワイのF-22Aは、州空軍の第154戦闘航空団第199戦闘機中隊(199th FS)とPACAF直轄の第19戦闘機中隊(19th FS)のアソシエート部隊であるので、こうした”19FS”と書かれた機体が存在する。この部隊(19th
FS)は、F-22Aを受領する前はアラスカのエルメンドルフでF-15Cを運用していた部隊で、”ゲームコックス”闘鶏と言う名の飛行隊である。
F-22A / 03-4046
↑ ”HH"を付けているF-22Aは、119th FSと19th FSのアソシエート部隊で2つの戦闘機中隊が機体をシェアーしながら運用している。部隊番号の良く似た2つの飛行隊であるが、一方は州空軍の傘下にあり、もう一方はPACAF直轄の部隊である。今回パイロットは、州空軍の119th FSのメンバーが嘉手納に来ているようであるが、この部隊もF-4Cを使っていた時代に、三沢基地などで日米合同演習に参加している。F-4Cの後は、F-15Aに更新し、現在は州空軍としては、バージニアに次いで2番目のF-22A運用部隊である。