18th WG
以下の表は、2007年から2024年までの間に私が撮影した18th WGのF-15C/Dのシリアルであるが、表内の重複分を除いてこの15年間で69機が確認された。これらの機体は1979年に初めて嘉手納基地にF-15C/Dが配備された時の機体ではなく、2000年以降殆どが入れ替わっている。もちろん撮影できていないもの、移動したもの、事故で失われた機体もあり、これが全てではないが、参考にして頂ければ幸いである。表内の年号は私自身の初回確認年で、薄緑の項は移動等で重複している機番である。また、司令官指定機はF-15C/85-0119を除き、全て上の表と重複しています。
Wings
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↑ 2024年7月 沖縄県の梅雨明け宣言から1週間後、嘉手納の空にまだF-15Cが元気に飛行していた。格納庫内には”ZZ"テールレターのF-15Cが5機は存在していた。
↑ 2024年6月10日嘉手納基地にて飛行訓練を行っていた18th WGのF-15C。地元マニアの話だと、6月時点で4機~5機がまだ健在であるそうだ。
F-15C/D in 2024&2025
18th FW F-15C/D (second Generation)
44th TFS (2007~2022) finchips color=blue
F-15C 84-0025 2008 F-15C 85-0098 2009 F-15C 81-0031 2012 F-15C 85-0121 2018
F-15C 85-0093 2008 F-15C 83-0042 2009 F-15C 81-0035 2012 F-15C 81-0042 2021
F-15C 82-0017 2008 F-15C 85-0097 2009 F-15C 83-0034 un--2013 F-15C 82-0019 2023
F-15C 81-0020 2008 F-15C 85-0107 2010 F-15C 85-0110 2013
F-15C 80-0013 2008 F-15D 83-0049 2010 F-15C 81-0051 2013
F-15C 82-0012 2008 F-15D 83-0047 2010 F-15C 78-0483 2014
F-15C 79-0025 2008 F-15C 81-0038 2010 F-15C 85-0095 2014
F-15C 85-0124 2008 F-15C 83-0039 2010 F-15C 84-0008 2015
F-15C 85-0114 2009 F-15C 83-0024 2010 F-15C 83-0013 2016
F-15C 81-0031 2009 F-15C 85-0120 2011 F-15C 80-0012 2018
67th TFS (2007~2022) finchips color=red
F-15D 78-0561 2007 F-15C 85-0117 2008 F-15C 81-0032 2009 F-15C 82-0036 2019
F-15C 81-0040 2007 F-15C 83-0023 2008 F-15C 81-0038 2009 F-15C 85-0098 44--2019
F-15C 78-0548 2008 F-15C 81-0040 2009 F-15C 81-0032 2009 F-15C 82-0019 2023
F-15C 82-0010 2008 F-15C 83-0029 2009 F-15C 85-0115 2010
F-15C 85-0112 2008 F-15D 84-0043 2009 F-15C 80-0012 2010
F-15C 81-0029 2008 F-15C 85-0103 2009 F-15C 81-0029 2011
F-15C 81-0034 2008 F-15C 85-0105 2009 F-15C 81-0037 un--2011
F-15C 81-0050 2008 F-15C 81-0039 2009 F-15C 82-0038 2012
F-15C 82-0046 2008 F-15C 85-0104 2009 F-15C 85-0123 2015
F-15D 83-0046 2008 F-15C 83-0011 2009 F-15C 83-0010 2018
Unknown Squadron Birds (Non color band)
F-15C 83-0036 2008 F-15C 83-0034 2011
F-15C 81-0037 2008
F-15C 82-0017 2009
commander's bird
18th OG 80-0012 2008 18th WG 85-0121 2011 44th FS 84-0025 2008 67th FS 85-0105 2009
18th OG 85-0119 2009 18th WG 84-0025 2012 44th FS 85-0114 2009
18th WG 85-0107 2014 44th FS 85-0124 2012
44th FS 85-0114 2013
2023年の1年間のF-15C/Dの撤収のペースから、2024年はほぼ撤収が完了しF-15C/Dイーグルの姿は消えてしまうかと想像していたが、2024年にも5~6機のF-15Cが嘉手納に残り、遠征部隊との共同訓練に参加していた。嘉手納を訪れる航空ファンは皆消えて行くF-15Cを追いかけている。アメリカでは4年前に民主党政権の復権でバイデン君が統領になったが、2024年は再び大統領選挙である、時の流れは速いものだ。トランプ暗殺未遂事件で、数センチの誤差で生き残ったトランプに、これはトランプ返り咲き確定だな・・・と確信した。その後一時はハリス優勢も伝えられたが、結局トランプの圧勝で日本のマスコミの事前予想は大きく外れた。民主党が進めてきたリベラル的な政治の行き過ぎが、人種の壁を越えて保守派の寄り戻しを起こしたように思える。アメリカには写真撮影旅行で十数回行っただけであるが、毎回感じるのは外から見ると偉大な先進大国アメリカも、内側は意外と「世界を知らない田舎人の集まり」であること。これは決して悪い意味ではない、素朴な田舎人は日本でもそうであるが、実に保守的なのである。自分たちの生活に余裕が感じられなくなれば、何時までも世界の警察などやってられないと考え、自分第一となるのは必定だ。反面自分たちを偉大な大国と思っているアメリカは、同じ思いを抱く中国との対立が先鋭化して行く、トランプ政権もまた4年間で終わるので、彼は数年間で急ピッチで様々な事を進めて行くだろう。ここ数年で極東情勢がどう動くのかも注視して行きたい。(2025年2月 記)