2007年3月上旬にバージニア州ラングレー空軍基地の1st FWから放出され補充されたF-15C/82-0012
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F-15C/D in 2007/2008
この一連の点検の様子は、2008年12月16日 朝10:30〜11:20の50分間で撮影したもの。12月は、雨量が少なく比較的空気が乾燥しているのと、気温が高くない関係で陽炎の影響を受けこと無く、鮮明な写真が撮れる。
長年使用してきた初期のF-15C/D型を比較的新しい機体に入替する作業は、2008年4月には完了していたらしい。入れ替え作業後、44th FSには航空雑誌でも話題になっていたが3機ほどの撃墜マークを入れた機体が存在する。下に掲載した”84-0025”と”85-0107” そして”85-0114”である。これらは、機首左側にしか入れていないので 嘉手納において撮影するためには、ランウェイ(R/W)-05の午後か、ランウェイ23の午前中の着陸を狙うしか方法はない。運良くタキシングを撮れれば、超望遠で機首アップを狙うのも手かもしれないが、機会があったら是非航空祭において真近で撮りたいものである。(2008/12 記)
↑ ”ZZ-025”は、この機体と↓写真の第44戦闘機中隊の隊長指定機(84-0025)の2機が存在する。どちらも嘉手納に持ってくる前はバージニア州のラングレー空軍基地第1戦闘航空団 第27戦闘機中隊に配備されていた。
第44戦闘機中隊 44th FSの隊長機”84-0025”も 元ラングレーAFBの27th FSに所属していた機体であるが 左機首コックピットの下に湾岸戦争での撃墜マーク2個が書き込まれている。1991年時は、エグリンAFBの33rd
TFWに所属して湾岸戦争に参加 1991年1月27日にデニー大尉によってイラク空軍のMig-23を撃墜している。
F-15C (85-0012)同様 2007年3月ラングレー空軍基地の1st FWから放出され補充されたF-15C(82-0017)
↑ 珍しくラングレーではなく、ネリス空軍基地の57th FWから補充されたF-15C
↑ アラスカのエルメンドルフ空軍基地の第3航空団に配備されていたF-15Cからも、嘉手納に補充されていた。
そして ランディングです。↓
嘉手納基地 2008年12月15日 朝09;15分 44th FSのF-15C 4機が ランウェイR/W-05でテイクオフである。燃料タンクなど一切の増装を付けないクリーンな状態でのフライトが早朝から夕方まで続いた。約40分のフライトで嘉手納に帰ってきた。
↑2008年12月16日の午前中の離陸の模様です。ほとんど高い高度で離陸して絵にならなかったのですが 数機がこうした感じで良く撮れました。
前頁嘉手納でのF-15が ランディングの写真から始まったので このページは、私の好きなタキシングの写真から始めたい、12月16日の午前中に撮影できたF-15の着陸後のランウェイエンドでの安全点検の様子です。
第18航空団の2個戦闘機中隊のひとつ、第44戦闘機中隊(44th FS)は、”バンパイヤ”を部隊名とする吸血鬼軍団なのだが、吸血コウモリという種のコウモリは、1000種ぐらいあるコウモリ属の中でたった3種ぐらいで、その内の”チスイコウモリ”だけが 哺乳類の血を吸うと言われるので本当に希少な存在ではある。
しかし、南米ベネズエラでは毎年30人以上の人間がこのコウモリのために命を落としている。だから案外侮れない存在なのだ。といっても血を吸われて死ぬわけではなく、傷口から狂犬病に似た伝染病をうつされて命を落とすわけだから、マラリヤ蚊と同じなわけである。この吸血蝙蝠の鼻は 豚の鼻のように醜く、眼は黒く飛び出ているため実に気味が悪い・・その為、欧州では古来から悪の権化みたいに忌み嫌われるようになって、遂にはオカルトの伝説的な立場を確率してしまった。
(2007)
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