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36FS
(2012)
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(2012)
2012年8月18日横田で開催された航空祭に展示された2機のF-16C。嬉しい常連となったお隣 K国(キムチ)にあるオーサン空軍基地からの来客だ。オーサン所属のクルーの右胸のPACAFのパッチは、数年前から赤と黒が基調となっていることが多い。
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Wings
さて 2011年の成果に味をしめたので、2012年もオーサン空軍基地へ遠征することにした。天気さえ良ければ”OS”のF-16Cが何機か撮れるはずである。事前に友人から「オーサンは、第2滑走路を建設中」との情報を頂き、どのように変わっているのか興味もあった。 2700メートル1本だけだと さすがにつらいのだろうが 周辺に住宅が増えてきている環境から反対運動もあったのではないだろうか 新管制塔も建築中で、最近 太平洋空軍の司令官が視察に来ている。
デモフライトに使われた機体は、昨年のオープンハウスで飛んだ機体と1機も重ならないが、展示飛行の際の携行火器と装備品は全く同じである。こうした基地公開という機会に、一般に向かって「第36戦闘機隊は最新の装備で構えているんだよ」というデモンステレーションが、間接的に周辺諸国に対する抑止効果ともなり、案外重要なのである。
横田基地の8月のフレンドシップディー、最近常連のように参加してくれる51st FWのF-16C。以前はF-4E時代からの伝統か三沢・岩国の常連として展示されても、横田基地に来ることは極めて少なかったため”OS”というテールレターには未だに強い憧れが残っている。1988年10月当初配備された機体は、現在ではブロック-40に更新されており、スナイパーXRを装備してJDAMの運用も開始された。ミサイルは最新のAIM-9Xと最先端を走っている。2012年8月に横田に展示された2機のF-16は、両機ともにAN/AAQ-33、スナイパーXRとAIM-9Xを付けての展示であった。2012年の春からは、AN/ASQ-213ハームターゲッティングシステムも導入済である。