(1992〜1994)
(1993)
↑ 1993年の三沢基地、この年で見納めとなった29th RSの救難訓練。
(1993)
(1993)
(1993)
(1993)
HH-60Gが三沢に配備されたのは1992年3月で、V-107バートルの4倍の航続距離とさらに空中給油可能な運行能力で、当時米空軍が力を入れたコンバットレスキュー隊のホープとして期待された。何せ1992年時アメリカ空軍全体でも80余機程度しか機数が無かった新鋭機だったのだ。
↑ 松野氏撮影のHH-60G/89-26211、1993年5月の岩国の航空祭に参加した機体である。6211番のこの機体は、この後嘉手納基地で20年近く活躍している。
↑ 厚木基地のWing-93に展示されたHH-60G、この年が日本におけるこの部隊の最後の年となり、各地航空祭への参加も多かった。
39th RSの司令部は、F-1などを運用する航空自衛隊側にあり、F-16C/Dを運用する432d TFWとは滑走路を挟んで対峙する位置にいた。訓練空域は太平洋沖合40kmの海域と北海道周辺での陸地(陸自の演習場)において行われていたそうである。
↑ 空中給油用のプローブは、給油時にローターとの接触を避けるために、前方に4m近く展開して安全を確保するそうだ。乗員は5名だが、操縦者以外は救助任務の他、12.7mm機関銃のガンナーとしても活躍する。
↑救助用のホイストのつり上げ能力は300Kg程度で、大人3人を余力を持って吊り上げられるからしいから、救助用としては充分な力である。
↑ 1993年三沢基地に展示されたHH-60G/89-26211。