A-10's Page

ネリスの57th FWWは、戦闘機・攻撃機などの実戦での運用を確立するために,兵器や電子機器も含め実際に使用機を使って実戦に近い運用を行いながら、その検証をする組織である。その為、機体の迷彩パターン等もここで実証実験して、その時代その戦場に適合させたものを開発・提唱していく役割を負う。実際ここでA-10Aに施された各種迷彩は、航空専門誌でも何度か取り上げられ注目されている。我々がここを訪れた時は、その後A-10Aの主流となるヨーロピアン-1と言われる迷彩が施された機体しかいなかったが、このページではその様子をお届けしたい。

1980年のネリスの空を飛ぶA-10A。この時代の最新鋭の攻撃機として、第57戦闘機武器航空団(57th FWW)の所属機のA-10Aは翼下に様々な兵装をつけて砂漠での実験を繰り返していた。迷彩も現役実戦部隊を先取りする形でグリーン系のヨーロピアン-1スキームを全機が纏っていた。
75-0258
↓ 下は、白黒フィルムを40年ぶりに見直してみたところ出てきたA-10Aの飛行シーンであるが、シリアルを見ると興味深いi機体や塗装もグレータイプのも残っていた事が分り、スキャンしてUPしてみる事に。
Wings
デイビス・モンサンの355th TFWより、57th FWWに移動してきた初期生産のA-10A、私のフィルムに残っていた唯一のグレー迷彩A-10でテールレターが白いという初期のマーキングでもある。
75-0265
78-0706
この機体もA-10A 生産9号機という古い機体。
75-0260
この機体は、尾翼のナンバーの末尾が左右共に薄く消されておりシリアルが分りにくい。
78-0690?
75-0258
↑ プロトタイプを除いたA-10Aの生産7号機にあたる75-0258.このような初期の機体も使っていたのだ。
↑ 1980年におけるA-10Aの最新生産号機 78-0700と78-0701、出来立てのピカピカを57th FWWに持ってきていた。
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